新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

アフラック生命、アフラック小児がん経験者・がん遺児奨学金制度2025年度新規奨学生170人を決定、累計で3,817人を支援

アフラック生命は、小児がんを経験した高校生や、親等の主たる生計維持者をがんで亡くした高校生を対象とした「アフラック小児がん経験者・がん遺児奨学金制度」について、このたび2025年度の新規奨学生を決定した。
今年度の新規奨学生は、小児がん経験者奨学金で30人、がん遺児奨学金で140人の合計170人で、これまでに支援した奨学生は累計で3,817人にのぼる。
1.これまでに3,817人の高校生を支援
1995年の制度設立以来、奨学生の総数は3,817人となり、奨学金給付額は累計で22億円を超えている。
(1)小児がん経験者奨学金
小児がんを患った経験を持つ高校生への支援を目的とした奨学金である。2025年度の募集には、全国から58人の応募があり、このうち30人を新規奨学生として決定した。
(2)がん遺児奨学金
「がん」で主たる生計維持者を亡くし、経済的理由から修学の機会が狭められている高校生への支援を目的とした奨学金である。全国から171人の応募があり、このうち140人を新規奨学生として決定した。
2.アフラック小児がん経験者・がん遺児奨学金制度の仕組み
本奨学金制度は同社と同社役職員、同社販売代理店(アソシエイツ)からの寄付金を主な財源としている。また、全国各地での街頭募金やYahoo!ネット募金を通して、一般の方々からの寄付を募っている。
(参考)Yahoo!ネット募金「アフラック小児がん経験者・がん遺児奨学金制度」
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5003003
3.奨学生の声(一部抜粋)
(1)小児がん経験者奨学生
4月から高校3年生になり、理系大学への進学を目指し、塾に通い勉強しています。
いただいた奨学金は大学受験に向けた塾代や参考書を購入する費用にあてています。
僕は小児がんになった経験から将来は医療従事者になりたいと考え、僕と同じような病気で苦しんでいる子どもたちの力になれたらと、放射線技師になる目標を持っています。しっかりと将来に向けて受験勉強を頑張っていきたいと思っています。
(2)がん遺児奨学生
私は将来、父を亡くした原因でもあるがんの新規治療法開発に貢献できる研究者を目指しています。博士課程までの進学を見据え、高専から東京科学大学生命理工学院の編入試験を受けて合格し、今年の4月から同大学で学んでいます。この奨学金があったからこそ、5年間高専で学び、大学進学を決意できました。1人でも多くのがん患者とその家族に希望を与えられる研究者を目指したいと思います。
同社は「がんに苦しむ人々を経済的苦難から救いたい」という想いのもと、1974年に日本で初めてがん保険を提供する保険会社として創業して以来、「がん保険のパイオニア」として、最も長くがんと向き合い、多くのがんと闘う方々を応援してきた。
同社はこれからも、独自の資源と専門性を活かして社会的課題を解決し、社会と共有できる新たな価値を創造することで、ステークホルダーの皆様からの負託と信頼に応えていく。

関連記事(保険業界ニュース)

生保

メットライフ生命、子どもたちの「学びたい」を支える―学習支援アワード2025開催

生保

かんぽ生命、慶應義塾大学と「おひとりさま高齢者」を包括的に支援するサポート体制作りを目的とした協働を開始

生保

フコクしんらい生命、【SDGs取組み】鹿児島相互信用金庫と2024年度共同寄付スキーム寄付金を贈呈

生保

T&Dホールディングス、「T&D保険グループ学生応援基金~Try&Discoverな人生に。~」5名の学生に奨学金を授与

生保

明治安田生命、「ふれあいコンサート2025」を開催

生保

フコクしんらい生命、【SDGs取組み】半田信用金庫と2024年度共同寄付スキーム寄付金を贈呈

生保

アフラック生命、金融庁に報告徴求命令に基づく「乗合代理店との適切な関係性の構築に向けた取り組み」を報告

生保

フコクしんらい生命、【SDGs取組み】北上信用金庫と2024年度共同寄付スキーム寄付金を贈呈

生保

富国生命、宮城県立石巻支援学校生徒作品展示会「すまいる・ぎゃらりー」を開催

生保

朝日生命、社内募金(「朝日の月」醵金)を社会福祉団体へ寄付

関連商品