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ライフネット生命、サステナビリティに関する基本方針の策定及びサステナビリティ委員会を設置

ライフネット生命は、「ライフネットの生命保険マニフェスト」(以下、「マニフェスト」)に基づく事業運営を通じて、持続可能な社会・環境と中長期にわたる企業価値向上を実現するため、「サステナビリティに関する基本方針」(以下、「本基本方針」)を策定するとともに、「サステナビリティ委員会」(以下、「本委員会」)を設置する。
1.本基本方針の策定及び本委員会設置の背景
同社は、2008年の開業以来、「正直に、わかりやすく、安くて、便利に。」というマニフェストに基づく事業運営を行っている。このマニフェストには、相互扶助という生命保険の原点を忘れずに、お客さま視点で商品・サービスの提供を追求する、という強い思いが込められている。同社は、サステナビリティにおいても相互扶助の考え方を大切にし、様々なステークホルダーとの相互のつながりを大切にしながら、生命保険の新しい価値を提供し続けていくことが、持続可能な社会・環境の実現と同社の企業価値の向上に資すると考えている。
この度、改めて、同社のサステナビリティに関する考え方を「サステナビリティに関する基本方針」として策定し、本基本方針に基づきサステナビリティに関する取組みを推進するため、「サステナビリティ委員会」を設置する。
2.本基本方針の内容(原文ママ)
サステナビリティに関する基本方針
1.当会社は、グループレベルでサステナビリティを重視した経営を行うことが、持続可能な社会・環境の実現と当会社の中長期にわたる企業価値向上に向けて重要であることを認識し、この基本方針を定める。
2.当会社は、相互扶助という生命保険の原点を忘れず、ライフネットの生命保険マニフェストに基づいた事業運営を行うことが社会課題の解決につながるという認識のもと、当会社の企業活動を通じて持続可能な社会・環境への貢献と中長期的な企業価値の向上を実現するための取組みを行う。
3.当会社は、サステナビリティを推進するため、社会を含む様々なステークホルダーに対しての取組みや地球環境問題への対応に加え、これらを含めた企業経営を行うための基盤となるガバナンスの継続的強化を行う。
4.当会社は、社会と未来世代を含む生活者の安心を支えるための保障やサービスを届ける。
5.当会社は、保険業の公共性や社会的責任、契約者保護の重要性などを鑑み、「法令等遵守に関する基本方針」に則り、コンプライアンスを遵守し、誠実に行動し、倫理を大切にする。
6.当会社は、多様性を大切にし、従業員一人ひとりに挑戦と成長の機会を提供する。
7.当会社は、地球環境問題への対応において、地球市民の一員として、地球環境に配慮した行動をとることで、企業としての社会的責任を果たす。
8.当会社は、サステナビリティを推進するためのガバナンス体制及び社内体制を整え、規程を整備するとともに、サステナビリティに関する当会社内の啓発活動を積極的に進める。
9.当会社は、様々なステークホルダーとの対話を通じて、社会からの期待・要請を認識し、企業としての説明責任を果たすため、地球環境、人的資本、ガバナンスなどのサステナビリティに関連する事項について、適切な情報開示に取り組む。

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