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太陽生命、太陽生命少子高齢社会研究所が実施する「音声データを活用した要介護リスクの早期発見AIの開発」が、厚労省実施の「中小企業イノベーション創出推進事業」に採択

太陽生命の子会社である株式会社太陽生命少子高齢社会研究所(以下、「研究所」)は、令和4年度第2次補正予算「中小企業イノベーション創出推進事業」における「リアルワールドデータを活用した疾患ハイリスク者の早期発見AIシステム開発と予防介入の社会実装検証」(以下「本事業」)の共同提案者の一つに採択された。
研究所は本事業内で、国立研究開発法人国立循環器病研究センターの協力のもと、SMK株式会社と共同で「音声データを活用した要介護リスクの早期発見AI」を開発し、本開発を通じて太陽生命のお客様の元気・長生きを支えるサービス等の創出を目指す。
【本事業の概要】
本事業は、健康長寿社会の実現に向けたAIやDX技術の社会実装を目指す事業としてSBIRに採択された。
本事業では、日本人の健康寿命延伸を阻害する主な要因である、循環器疾患・脳卒中発症と要介護要因を早期発見し介入するためのシステム構築のために、ヘルスプロモーションサイクルを「すべて担う」パッケージプログラムの開発と社会実装を実施する。
同社および研究所では、今後も健康寿命の延伸等の社会的課題の解消に向けた取り組みを進めていく。
【中小企業イノベーション創出推進事業(SBIR)とは】
中小企業イノベーション創出推進事業(SBIR:Small Business Innovation Researchフェーズ3基金事業)は、革新的な研究開発を行うスタートアップ等が社会実装に繋げるための大規模技術実証を実施し、先端技術の社会実装の促進を図ることを目的とした補助金制度である。
【「リアルワールドデータを活用した疾患ハイリスク者の早期発見AIシステム開発と予防介入の社会実装検証」事業概要】
本事業はリージョナルデータコア株式会社を代表提案者とし、共同提案者および連携協定締結先の主導のもと、4つの領域を9つのテーマに分けて実施される。事業全体には、学術評価のための複数の学術機関、社会実装及び技術開発協力のための、スタートアップを含む15以上の民間企業が参画し、連携しながら推進される。
【本事業で取り組む4つの領域】
・ライフコースデータ構築
200万人に及ぶ自治体・病院の医療関連情報基盤構築し、既存医療データを個人単位で連結させる
・AI開発
電力/音声/歩容データ、健診・医療・介護データ等を活用し、循環器疾患・脳卒中と要介護要因のスクリーニングAIを開発する
・DX化
非専門家でもビックデータ・AI活用可能となるBIツールやAI予測結果を自治体とデータ連携可能なPHR(スマホアプリ)を開発する
・予防・介入
認知症やMCIのリスクが検知された者へ、エビデンスが確立された認知症予防プログラムを開発する

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