太陽生命、大同生命、日本郵船株式会社が発行する「トランジションボンド」に投資
太陽生命と大同生命は、日本郵船株式会社が発行するトランジションボンド(以下「本債券」)への投資を決定した。
本債券は、経済産業省の「令和3年度クライメート・トランジション・ファイナンスモデル事業に係るモデル事例」に国内で初めて選定されたトランジションボンド※であり、本債券の調達資金は、洋上風力発電支援船、アンモニア燃料船、水素燃料電池搭載船、LNG燃料船、LPG燃料船、運航効率化・最適化など、脱炭素社会の実現に向けた長期的な戦略に則った温室効果ガス排出削減の取組みに活用される。
<本債券の概要>
発行体:日本郵船株式会社(JCR格付:A-、R&I格付:BBB+)
債券名称:トランジションボンド
発行総額:200億円
償還期間:5年、7年
資金使途:「洋上風力発電支援船、アンモニア燃料船、水素燃料電池搭載船、LNG燃料船、LPG燃料船、運航効率化・最適化」などのプロジェクトへ充当
T&D保険グループ各社は、「T&D保険グループESG投資方針」に基づき、事業活動を通じて社会的課題の解決に貢献する取組みを進めてきた。
資産運用においては、「責任投資原則(PRI)」の考え方や、国連が提唱した持続可能な開発目標である「SDGs」などを踏まえ、環境・社会・企業統治の課題を考慮する「ESG投資」に積極的に取り組んでいます。社会的課題の解決に資する本債券への投資は、こうした取組みの一つである。
引き続き、太陽生命と大同生命は、責任ある機関投資家としての責務を果たし、持続可能な社会の形成に貢献できるよう努めていく。
※本債券は、グローバルなESG金融関連評価機関であるDNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社から、基本指針や国際資本市場協会(ICMA)の「クライメート・トランジション・ファイナンス・ハンドブック」との適合性等について第三者意見を取得している。