JA共済連、令和3年1月実施の仕組改訂を発表
JA共済連は、組合員・利用者を取り巻くリスクや環境の変化に対応した保障提供を実現するため、令和3年1月1日より、自動車共済の仕組改訂を実施する。
1.仕組改訂の全体像
自転車利用者に対する賠償責任保障への加入義務を定めた条例が全国的に制定されていることを踏まえ、日常生活賠償責任特約を新設するとともに、認知症等により責任能力がない運転者が起こした事故の被害者に万全な保障提供を図ることを目的とした心神喪失等事故被害者保障特則の新設等を実施する。
2.仕組改訂の内容
(1)日常生活賠償責任特約の新設
保障の対象となる事故の例
・管理不備により、住宅のブロック塀が倒壊し、歩行者を負傷させた場合
・自転車で走行中に歩行者に衝突してしまい、負傷させた場合
・買い物中に誤って商品を壊してしまった場合
・線路内に侵入した認知症患者(被共済者)の身柄確保のために鉄道会社が電車を一時運休にした場合
(2)心神喪失等事故被害者保障特則の新設
(3)その他
①自賠責適用除外車対人賠償特約の新設
②人身傷害保障条項の損害額基準等の変更