マニュライフ生命、障がいがある子どもたち向けに職場体験会を開催
マニュライフ生命は、8月21日(水)、初台本社および笹塚オフィスにて、障がいがある職員の働く職場を見もらう、夏休み親子職場見学・体験会を開催した。
「働きたいと誰もが思う会社」であり続けることを目指すマニュライフ生命では、ダイバーシティ&インクルージョンを積極的に推進している。2015年に株式会社D&I(杉本大祐代表取締役、本社:東京都千代田区)と共に開始した夏休み親子職場見学・体験会は、今回で5回目の開催となる。障がいがある子どもたちとその保護者に、企業で働く現場を見てもらい、職場体験を通じて、将来のキャリアについて考えるきっかけを提供することを目的としている。
当日は、小学3年生から高校3年生までの22人と保護者が参加し、障がいがあるメンバーで構成される「オフィス・サポート・センター」(以下、OSC)の職員が子どもたちに付き添い、オフィス内カフェスペースの管理やシュレッダーを使った書類処理、郵便物配布など実際の業務を体験した。体験後にスタンプを押してもらうスタンプラリーの方式で、すべての仕事を終えスタンプを集めた子どもたちには記念品が渡された。
参加した中学2年生の男子は、「将来を考えるのに役立つ経験ができたと思います。実際の仕事を体験できて楽しかったです」と話していた。また、保護者からは「将来の選択肢の一つとして、企業の中での仕事を体験できてよかったです。また、子ども自身が世の中や仕事について知ろうとするきっかけになったと思います」との感想をもらっているという。
同社の人事担当者は、「“育つ組織、育てる組織、明るい職場2.0”という方針でOSCを運営している。参加した子どもたちが働く楽しさを見出せたなら、また、保護者にも、子どもの将来への具体的なイメージを持ち帰ってもらえたなら、幸いです。今回のような試みを継続的に行うことで、OSCメンバーのやりがいや成長にもつながっていると実感しています」と話している。