新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

ライフネット生命、RPA導入で業務の一部を自動化

ライフネット生命は、従来、人が行っていた定型業務の効率化のため、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入を開始した。
RPAは、これまで人が対応していた作業領域を、デジタル技術の発展によりPC内のソフトウェア型ロボットが代行し、自動的に処理するシステム。RPAの導入により、マニュアル化できる定型業務(データの抽出や集約化作業、お客さまの要望に応じたフォローに必要な資料の作成等)を自動化することで、業務の効率化と顧客対応のスピード、サービス品質の向上を図るとともに、新しいサービスの検討・導入などに向けた人員配置の最適化を図る。
■対象業務
初期段階では、以下の業務に関してRPAを導入している。
・資料請求いただいたお客さまのうち、電話や資料等によるフォロー対応が必要なお客さまデータの整理
・入電数や架電数把握のための日次データの集計や分析
この他にも、効果的かつ効率的だと判断した業務に対して、随時RPAを導入し、対象業務を拡大する予定。
■導入効果
1.業務効率化および働き方改革
従来手作業で行っていた顧客対応情報の取りまとめ作業を、RPAで行うことにより、担当者の業務効率化および働き方改革につなげ、お客さまフォローの着手開始タイミングの早期化を実現
人員配置の最適化(企画分野のリソース強化)
2.業務・サービス品質の向上
・属人化されない安定的な品質の提供
・秘匿性の高い情報への人の接触回数の削減
その他、プロジェクト推進や新商品導入における所要時間の短縮のほか、各種業務の効率化につなげる計画。
ライフネット生命は、引き続きテクノロジーを積極的に活用し、生産性向上とお客さまサービスの品質向上に努めていく。

関連記事(保険業界ニュース)

生保

T&Dホールディングス 、議決権行使助言会社(ISS社、グラス・ルイス社)のレポートに対する見解を発表

損保

東京海上ホールディングス、東京海上日動の業務改善計画の進捗および改善状況について(その5)を発表

損保

SOMPOホールディングス、損保ジャパン、業務改善計画の進捗状況(開示事項の経過・2025年5月末時点)を公表

生保

住友生命、プレコンセプションケア研修を株式会社武蔵野銀行の新入行員を実施

生保

明治安田生命、“明治安田ふるさと関西を考えるキャンペーン50年目”冊子「関西浪漫紀行-関西の旅の魅力考-」を発行

生保

ライフネット生命、『2025年度版 ナビナビ保険グランプリ~定期保険部門~』で定期死亡保険「かぞくへの保険」が第1位を初受賞

損保協会・団体

損保協会、「代理店業務品質評議会」を設置

生保

第一生命ホールディングス、キャップジェミニと国際的なデジタル変革を推進する「グローバル・ケイパビリティ・センター」(GCC)をインドで設立する複数年契約を締結

損保共済

こくみん共済coop〈全労済〉、東京・代々木公園にて「もしもFES渋谷2025」を開催

生保

明治安田生命、「QOL向上」をめざす研究に取り組む「明治安田×弘前大学QOL共創研究所」を開所