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三井住友海上あいおい生命、債券投資を通じた社会貢献「ソーシャルボンド」へ投資

三井住友海上あいおい生命は、このたび独立行政法人国際協力機構(以下、「JICA」)が本邦市場において発行するソーシャルボンドへの投資を発表した。
ソーシャルボンドとは、調達された資金が、基礎インフラ開発(上下水・衛生・交通改善等)や社会サービスへのアクセス改善(健康・教育・職業訓練・金融サービス等)、社会課題への対応を目的とした分野への投融資に利用することを前提として発行される債券である。JICAが発行する国際協力機構債券(JICA債)により調達された資金は、有償資金協力事業に充当され、開発途上地域の経済・社会の開発、日本および国際経済社会の健全な発展のために活用される。なお、JICA債の発行は、2016年12月22日に日本政府が策定・公表した「持続可能な開発目標(SDGs)実施指針」において、SDGsを達成するための具体的施策の一項目として掲げられている。
MS&ADインシュアランスグループは、「グローバルな保険・金融サービス事業を通じて、安心と安全を提供し、活力ある社会の発展と地球の健やかな未来を支える」ことを経営理念に掲げ、中期経営計画において2030年に目指す社会像を「レジリエントでサステナブルな社会」とし、その実現に向け、SDGsを道しるべとして取り入れている。あらゆる事業活動において環境や社会との相互影響を考慮し行動することを通じて、企業価値の向上を図るとともに、持続可能で強くしなやかな社会づくりに貢献していきます。今回の投資は、収益性の確保のみならず、同社が持続可能な社会の形成に寄与し、社会貢献事業への支援も果たすもので、2016年度の「サスティナブル・ディベロップメント・ボンド(世界銀行)」、2017年度の「インダストリアライズ・アフリカ・ボンド(アフリカ開発銀行)」への投資に続くものである。
<投資の概要>
発行体:独立行政法人国際協力機構
投資額:10億円
格付け:AA+(株式会社格付投資情報センター)A+(S&Pグローバル・レーティング・ジャパン株式会社)
償還日(期間):2038年6月18日(約20年)
共同主幹事会社:三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社、SMBC日興証券株式会社、大和証券株式会社、野村證券株式会社

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