実際はこれだけかかる介護のお金。
現場のデータからみる必要保障額
超高齢化社会に突入した日本。今や「介護」は私たちの社会が直面する最大の課題となっています。反面、いざ介護状態になった時、どうすれば良いのか。いくらぐらいの費用が必要なのかということは案外知られていない現実があります。講師の渡辺哲弘氏は介護業界において、とくに認知症分野ではカリスマ講師として有名で、全国各地で精力的な講演・研修活動を展開しています。「介護」は保険業界に残された最後の手付かずのマーケットと言われています。介護の実態について、お客様に的確な情報をお伝えすることからすべてが始まります。介護問題の根底にあるのは「お金」、この問題にどう向き合っていくべきかを問いかける迫真の内容となっています。
CHAPTER
- 介護は対岸の火事?~実際にはこれだけかかる介護の費用~
- 公的介護保険が2割負担になったら…?~限度額を超えた場合これだけかかる!~
- 家族にのしかかる負担、一番大変なのは「要介護2」~公的介護保険の仕組みと現状~
- 認知症になった人はどこで生活をしている?~国がすすめる「在宅介護」のねらい~
講師プロフィール
●渡辺哲弘(わたなべ・てつひろ)氏
介護ホッとステーション・クローバー代表/滋賀県近江八幡市介護認定審査会委員/認知症介護指導者
名古屋生まれ、現在は滋賀県野洲市に在住。障害者施設や高齢者施設(特別養護老人ホーム・老人保健施設・デイサービス・認知症対応型デイサービス・グループホーム・居宅介護支援事業所)で17年間、介護職員や相談員、ケアマネジャー、また管理者として介護現場で勤務。平成24年10月より教育研修事業「介護ホッとステーション・クローバー」として独立し活動。全国の介護・医療現場の職員向けに介護研修地域の自治会・老人会・婦人会・小中学校・企業などで認知症の啓発や介護予防についての講演ほか。