ログイン記者のつぶやき 「想いの継承」
本号(新日本保険新聞・生保版7月17日号)で井上得四郎先生の『直言』の連載が終了した。
平成6年１月17日、23年半、７９７回に及ぶことになる連載がスタートした。実際にお会いしたのは、連載開始後しばらくしてから講演で大阪に来られた時、淀屋橋の研修会場でご挨拶させていただいた。
ピーク時には全国津々浦々で年間２００回を超える講演・研修を続けながら寄稿いただき、平成15年にはそれまでの掲載分３００編から67編を選び、『そっかー！それが足りないんだ』として発刊した。出版打ち合わせで八王子に前泊。夕方から降り始めた雪が夜も降り続き、朝には相当の積雪。事務所に伺って打ち合わせをする予定だったが、電話をいただき、ホテルまで長靴で来ていただいた。打ち合わせ中にも雪はどんどん積もっていく。帰れなくなる可能性があるということで、急いで横浜線に飛び乗った。
当初60歳で事業承継を考えておられた井上先生に集大成として残しましょうとお願いし、平成21年５、６月に弊社主催のセミナーを東京・大阪で各５回開催し、３枚組のＣＤセミナー『法人生保販売講座』５巻にまとめさせていただいた。
思い出は尽きません。この23年間、公私にわたり多くのことを学ばせていただきました。本当にありがとうございました。
（新日本保険新聞社・榊原）－新日本保険新聞・生保版7月17日号より－