住友生命、OECD主観的ウェルビーイング測定ガイドライン改定への助成を実施
住友生命と公益財団法人Well-being for Planet Earth(以下「WPE財団」)は、2023年7月から2025年10月にかけて実施されたOECD(経済協力開発機構)WISEセンター(CentreonWell-Being,Inclusion,Sustainability and Equal Opportunity)※による主観的ウェルビーイング測定ガイドラインの改定プロジェクトに対し、共同で助成を実施した。
2025年10月3日にはOECDより新ガイドライン「OECD Guidelineson Measuring SubjectiveWell-being(2025Update)」(以下、「本ガイドライン」)が公表されている。
※ OECDWISEセンター(CentreonWell-Being,Inclusion,Sustainability and Equal Opportunity)は、OECD(経済協力開発機構、本部:フランス)内に設置された、Well-being・包摂性(インクルーシブ)・持続可能性・機会均等のテーマの調査・分析を行う委員会である。
住友生命とWPE財団は、本ガイドラインがより多くの国・地域・企業で利用され、政策実施や企業活動によって人々の主観的ウェルビーイングが測定・可視化され、人・社会・地球が調和したウェルビーイングな世の中が実現されることを期待している。
1.改定の概要~世界共通の「幸せの測り方」が、よりシンプルに進化~
OECD(経済協力開発機構)が2013年に「人々の幸せ(ウェルビーイング)を測ろう」と決めてから10年が経過した。今では世界中の約90%の国々が、国の大切な調査として「今の生活に満足していますか?」と国民に尋ねるようになった。
今回の新しいガイドラインでは、これまでの10年間の研究データや、国ごとの文化の違いを踏まえ、調査の内容を「より分かりやすく、より使いやすく」作り直している。
特に注目すべきポイントは以下の3つである。
a.幸せを測る「3つの物差し」
OECDは人々の幸せ(ウェルビーイング)を次の3つの角度から測ることを明確にした。
・生活の満足度
・人生のやりがい
・日々の感情
b.新たに「痛み」の調査を追加
今回の大きな変更として、「日々の感情」を測る方法として、新たに「痛み(身体的・精神的な苦痛)」に関する質問を正式に採用した。これは、幸せを増やすだけでなく、人々の「苦しみ」を減らすことも、国の政策として非常に重要だと考えたからである。
c.質問をシンプルに、使い道をハッキリと
調査の質問は、「根拠があるか」「シンプルか」「政策に役立つか」といった厳しい基準で選び抜かれた。また、「一時的な気分(感情)」と「心の健康状態(メンタルヘルス)」を明確に区別し、それぞれをどう分析すべきかのガイドラインも示されている。
つまり、この10年で「幸せ(ウェルビーイング)」は、単なる個人の感想ではなく、「国をより良くするための科学的なデータ」へと進化したのである。新しくなった質問を使うことで、私たちは自分たちの社会が本当に豊かになっているのかを、より正確に知ることができるようになる。
3.住友生命のウェルビーイングの取組み
住友生命は「社会公共の福祉に貢献する」というパーパスのもと、一人ひとりのよりよく生きる=ウェルビーイングに貢献する「なくてはならない保険会社グループ」を将来のありたい姿としている。
従来の生命保険の「リスクに備える」役割だけでなく、「リスクを減らす」新たな価値を提供する、健康増進型保険“住友生命「Vitality」”を中心に、お客さまの生活に根差した課題やニーズに寄り添ったサービスを提供し、そのサービスを広くお客さまに届けていく。
また、2025年9月より、主観的ウェルビーイングを体感し育むことを支援する、スマートフォンアプリ「シアフル」の提供を開始している。
今後も、ウェルビーイングの可視化を含め、2030年の「ウェルビーイングに貢献する『なくてはならない保険会社グループ』」実現に向けた取組みを加速させていく。
関連記事(保険業界ニュース)
関連商品








