かんぽ生命、かんぽ経済研究所を設置
かんぽ生命は、2026年4月より、社内組織として『かんぽ経済研究所』(木下智雄所長、以下「かんぽ研」)を設置する。
1.設置の背景
生命保険業界は、グローバル化の進展に伴う金融・保険関連の規制改正、金融政策の見直し、少子高齢化やSNSの発展による社会構造の変化、デジタル技術の急速な進展など、かつてないほどの経営環境の変化に直面している。
これまで各部門が個別に調査・研究を実施してきたが、直面する経営環境の変化に対応するためには、横断的かつ専門的な調査・研究機能の強化が不可欠となっている。こうした状況を踏まえ、シンクタンク機能を担う専任組織として『かんぽ研』を設置する。
2.調査・研究領域と期待される効果
かんぽ研では、①経済・金融、②生命保険・年金、③人財開発の三領域に関する横断的かつ専門的な調査・研究を通じて、中長期的な視点から同社の経営判断に資する提言・情報提供を行う。各領域で期待される効果は、以下のとおりである。
①経済・金融
・経済・金融に関する深い知見に基づく資産運用力・リスク管理能力の向上
・マーケット見通し等の分析に基づく実現性の高い成長戦略の策定
・サステナブル投資、インパクト投資の高度化
②生命保険・年金
・市場動向を踏まえた訴求力のある商品の開発と販売力の向上
・国際規制等の動向に基づく先を見据えた経営戦略の策定
③人財開発
・人財育成施策や研修の高度化によるマネジメント能力の向上
・大学との産学連携を通じた人財交流等による人財開発
また、同社内での活動に加え、研究員等による社外への情報発信を積極的に行い、かんぽブランドの向上を図る。
3.将来的な展望
同社では、社会課題の解決や持続可能な社会の実現に向けて、サステナブル投資、インパクト投資に取り組んでいる。また、アカデミアが持つ革新的な技術開発や事業への投資を推進するため、7つの学校法人等と連携に関する覚書・協定を締結している。
かんぽ研では、連携先の大学、研究機関、他の金融機関等との協業・人財交流を通じて、独自の産官学金のネットワークを構築し、社会課題の解決やイノベーションの実現に貢献していくことを目指す。
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