大同生命、中小企業経営者アンケート「大同生命サーベイ」2025年7月度調査レポートを公表
大同生命は、全国の中小企業経営者を対象としたアンケート調査「大同生命サーベイ」を、2015年10月から毎月実施している。
今般、「企業を取り巻くリスクへの備え」について調査した2025年7月度レポートを公表した。
■2025年7月度の景況感
・「現在の業況」(業況DI)は▲12.9pt(前月差▲0.1pt)と悪化したものの、「将来の見通し」(将来DI)は▲0.4pt(前月差+0.2pt)と改善した。
■企業を取り巻くリスクへの備え
・事業継続に支障をきたすリスクとして、「地震(65%)」が最も高くなった。また、「政治・経済リスク(35%)」との回答が前回調査から増加している。
「地震」と回答した割合を都道府県別でみると、「福井県」「奈良県」「高知県」他6県で75%以上となっている。総じて、全域が「南海トラフ地震防災対策推進地域」に指定されている都道府県が上位に並んでいる。
・BCP(事業継続計画)を「策定している」企業は12%、「策定予定なし」の企業は72%となった。特に従業員規模「5人以下」の企業で「策定予定なし」との回答が86%となり、従業員規模が小さいほど「策定していない」企業が多い結果となった。