アフラック生命、ゴールドリボン・ネットワーク事業を継承
アフラック生命は、このほど、新たに公益財団法人ゴールドリボン・ネットワークを設立し、認定特定非営利活動法人ゴールドリボン・ネットワーク(以下「ゴールドリボン・ネットワーク」)の全ての事業や財産を無償で譲り受けることとした。
同社は「がんに苦しむ人々を経済的苦難から救いたい」という想いのもと、1974年に日本初のがん保険とともに創業し、本年11月15日に創業50周年を迎える。
創業以来、同社はがん啓発活動に取り組むとともに、日本初となるがん遺児を対象とした奨学金制度の設立や、小児がん等の難病の子どもとその家族のための総合支援センターの開設など、小児がんに関わるさまざまな支援活動を行っている。
ゴールドリボン・ネットワークは、2008年の設立以来、「小児がんの子どもたちが安心して笑顔で生活できる社会の創造に役立ちたい」という想いのもと、松井秀文理事長のリーダーシップにより、多くの支援者の力を得て、「小児がん交通費等補助制度」「ゴールドリボン奨学金」「ひとり親世帯支援制度」「小児がん治療等の研究助成」を4大事業として順調に小児がん支援事業を発展させてきた。
同社もその想いに共感し、ウオーキングイベントをはじめ、さまざまな活動に共に取り組んできた。
そして、同社とゴールドリボン・ネットワークは、この活動のさらなる発展かつ継続に向けて、同社が公益財団法人を設立し、全ての事業や財産を引き継ぎ、公益事業としての小児がん支援事業を長く継続し、さらに充実したものにできる体制とすることが最も良いとの結論に至った。
なお、認定特定非営利活動法人は、法令上、公益財団法人になることができないため、同社が一般財団法人を設立したうえで、同法人がゴールドリボン・ネットワークから無償で事業譲渡を受けることを前提に、2024年11月1日付でゴールドリボン・ネットワークの活動について公益認定を取得した。この後、事業譲渡を行い、2025年1月から、「公益財団法人ゴールドリボン・ネットワーク」としての活動を開始する予定。
新たな体制においても、小児がん支援の象徴である「ゴールドリボン」の名のもとに、小児がん患児・経験者とその家族、医療関係者、そして支援者の心を結び、従来の小児がん支援事業を引き継ぎ、小児がん患児・経験者が安心して生きられる社会の実現を目指していく。