住友生命、「WE AT CHALLENGE」の募集開始
住友生命は、東京大学(以下「東大」)、東京医科歯科大学(以下「医科歯科大」)、京都大学(以下「京大」)、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(以下「東大IPC」)、株式会社博報堂(以下「博報堂」)、キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下「キヤノンMJ」)ととともに一般社団法人「WE AT(ウィーアット)」※に参画している。
今般、WE ATは11月に開催するアジア最大級のWell-Beingピッチイベント「WE AT CHALLENGE 2024」の募集を開始した。
国内外から広くスタートアップ等のエントリーを募り、社会課題解決に向けたイノベーション創出に挑むグローバルで有望なスタートアップを発掘し、成長を支援していく。
※WE ATのロゴは、WE ATの取り組みを体現したブランドロゴとして、東京大学が保有する登録商標(登録第6816827号)
である。今後「WE AT」の活動において幅広く活用していく計画である。
1.「WE AT CHALLENGE2024」の概要
WE ATは、OECDの提唱する「Well being framework」のカテゴリーを念頭に、ウェルビーイング・エコノミーの基盤となる経済資本、自然資本、人的資本、社会資本の蓄積に貢献するスタートアップ事業や企業・研究機関のプロジェクトを支援する。
これにより人間の身体や心の健康だけにとどまらず、多様性ある人々が共存し、つながりあう社会、およびその基盤となる持続可能な地球環境の実現までも含む、多面的なWell-beingを実現していくことを目指している。
その一環として、今般「WE ATCHALLENGE2024」を開催する。多面的なWell-being実現に資する3つの応募テーマを設定し、各テーマにおいて国内外のスタートアップや学生、社会人起業家など多様な立場の方々から幅広くエントリーを募集する。
a.応募期間
2024年7月10日(水)~8月31日(土)
b.参加対象
スタートアップ・企業・学生等
c.応募要項
以下の3つの分野(Track)から自身のビジネスアイデアが該当するものを1つ選択し、応募。
(1)Track1|GlobalLiveability(クリーンエネルギー、低炭素、フード&アグリ)
深刻な地球温暖化と自然環境の破壊は、持続可能なWell-beingに不可欠な人類の生存基盤を脅かしている。炭素の回収~利用~貯蔵、クリーンエネルギープロセス、バイオ燃料、フード&アグリ、先端材料などの先端技術に基づく低炭素やその他温室効果ガスのソリューション事業の提案を推奨する。
(2)Track2|HealthyLife(ヘルスケア、Well-being)
人間のWell-beingの基盤は生涯を通じて健康であることである。人生のQOL向上や多様性、価値観、居場所、繋がり等の幅広いウェルネス、また、最近のライフサイエンスの目覚ましい進歩がもたらした、老化を治療し、健康な長寿を実現するディープテック技術。これらを通じた「身体的な健康」、「心の健康」、「社会的な健康」に幅広く寄与するヘルスケア事業の提案を推奨する。
(3)Track3|Living&City(都市と暮らし、スマートシティ)
都市や地域コミュニティは人間が家族を作り、人と出会い、学び、仕事をすることで人生を形作る基盤である。Well-beingを目的としたスマートシティ技術やインクルーシブな社会を実現する提案を推奨する。
d.賞金等
各Track優勝賞金:1000万円
・その他、副賞として自治体や大企業との連携によるPoC支援や経営リソース支援を予定
・応募者の意向に応じた海外展開支援も実施予定
e.選考プロセス
エントリー後、1次・2次選考・最終審査会を経て選考する。
最終審査会は公開イベントとなり、ピッチは英語でおこなう。
f.最終審査会
2024年11月27日(水)10:00~18:00予定(日本時間)
(1)スケジュール
ピッチ5分+質疑応答×3つのTrack
(2)場所
TIB(TokyoInnovationBase)
〒100-0005東京都千代田区丸の内3-8-3
g.メンター・審査員
アントレプレナーや弁護士の他、大学・ベンチャーキャピタル・大企業関係者から多様なメンバーが参画予定である。
h.主催
一般社団法人WE AT
i.共催
東京大学未来ビジョン研究センター、京都大学成長戦略本部、東京医科歯科大学統合イノベーション機構オープンイノベーションセンター