住友生命、エーテンラボ株式会社との生活習慣行動変容プログラムを開発
住友生命は、CVCファンド「SUMISEI INNOVATION FUND」から出資している、エーテンラボ株式会社(以下「エーテンラボ」)と生活習慣行動変容プログラム(以下「本プログラム」)の共同開発を開始する。
1.本プログラム開発の趣旨
住友生命は、お客さまの健康増進をサポートするVitality健康プログラムを中心としたWaaS(Well-being asa Service)※を通じてお客さまのウェルビーイングに資するサービスの提供を目指している。
エーテンラボは「みんなが行動変容できる世界をつくる」という経営方針のもと、「みんチャレ」という習慣化アプリを通じて社会に行動変容を働きかける仕組み・仕掛けを展開している。
こうしたノウハウは、WaaSの各サービスの利用率や継続率の向上、習慣化に活用できると考え、共同で本プログラム開発に着手することとなった。
※ Vitality健康プログラムを中心とするウェルビーイングに資するサービスエコシステム。
2.本プログラムの概要(予定)
みんチャレには、年齢が近く、同じ目標を持った5人組のチームを組成し、メンバーと一緒に目標達成に向けて運動、食事改善、睡眠等のチャレンジを習慣化し、取組みを継続していくという機能がある。また、食事管理、運動管理、血液管理などを行う他のサービスに同様な機能を組み込むことが可能で、拡張性にも強みがある。
本プログラムでは、こうしたみんチャレの機能をWaaSの各サービスに組み込めるようにする。
例えば、WaaSの重症化予防サービスに本プログラムを組み込めば、モチベーションを維持しながら継続して生活習慣改善に取り組むことを支援可能と考えており、現在、実証実験に向けて検討を進めている。
その他、本プログラムをフレイル予防やダイエット、禁煙といった領域でも活用し、自治体や企業、健康保険組合等に展開していきたいと考えている。
住友生命は、出資を通じてエーテンラボの成長を支援するとともに、協業を通じてお客さまや社会に対する新たな価値創造を加速させていく。