新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

アフラック生命、ペット保険事業の本格展開を中止

アフラック生命及びアフラックペット少額短期保険(以下「アフラックペット」)は、このほど、ペット保険事業の本格展開を中止することを決定した。
同社は、昨年11月にアフラックペットを設立し、本年1月以降、アフラックペットは、ペッツベスト少額短期保険株式会社(以下「ペッツベスト」)から承継した保険金の支払い業務を最優先に取り組んできた。
その後、アフラックペットは、トゥルーパニオン・インコーポレーテッド(ダリル・ローリングス最高経営責任者、以下「トゥルーパニオン」)との合弁会社として事業を開始する予定だった。これに向けて、同社、同社最終持株会社であるアフラック・インコーポレーテッド(ダニエルP.エイモス会長兼最高経営責任者)及びトゥルーパニオンは、ペット保険事業及び市場機会について、さまざまな観点から詳細に検証してきたが、トゥルーパニオンの合弁事業に関する方針変更及びこれに伴う再検討などの要因もあり、当初予定していた本格展開を中止するとの判断に至った。そのため、合弁事業の前提となる基本合意書は、3者の合意により解消した。
なお、このことは、トゥルーパニオンとアフラック・インコーポレーテッドの間の資本業務提携を変更するものではない。両社は、北米での職場チャネルにおけるペット医療保険の成長的な浸透に向けた戦略提携に引き続き関与する。
契約者保護の観点から、アフラックペットはペッツベストから引き継いだ保険契約(2023年9月末時点の有効契約:約6,500件)に関しては、満期まで契約を継続のうえ、一定期間については、契約者の希望に応じて更新を行う予定である。今後の保険契約の取り扱いについては、詳細が決定次第、対象のお客様へ別途案内している。

関連記事(保険業界ニュース)

生保

第一生命、コンダクトリスク管理事務局を設置

生保

朝日生命、ベトナム子会社の朝日ライフコンサルティング・ベトナムが保険代理店事業を開始

損保協会・団体

損保協会、損害保険会社に係る個人情報保護指針に基づく対象事業者4社に対する指導を実施

生保

日本生命、米ドル建劣後特約付社債を発行

生保

住友生命、営業職員育成の変革に向けたAIロールプレイングシステム導入

生保

FWD生命、オリックス・バファローズの公式キッズチアダンスアカデミー「BuffaloesLittleGirls」のスポンサーへ

生保協会・団体

生保協会、生命保険会社の資産運用を通じた 「株式市場の活性化」と「持続可能な社会の実現」に向けた取組み を公表

協会・団体生保

生保協会、「営業職員チャネルのコンプライアンス・リスク管理態勢の更なる高度化にかかる着眼点」を更新

生保その他

日本郵政グループ、非公開金融情報の適切な取り扱いの確保に向けた取組みを実施

生保

T&Dホールディングス、自己株式の取得状況および取得終了を公表