第一生命、Laspyの防災備蓄サービスを保有・運用・管理する5物件に導入
第一生命、第一ビルディング、相互住宅、第一生命リアルティは、防災備蓄サービスのパイオニアであるLaspyが提供する防災備蓄サービス「あんしんストック」を、第一生命グループが保有・運用・管理する5つの物件に導入する。
第一生命グループは、保有物件に「あんしんストック」を導入し、安心・安全なオフィス環境・生活環境を提供することを通じて、テナント企業・入居者・導入物件周辺エリアのwell-beingの実現に貢献していく。また、Laspyは防災備蓄サービス「あんしんストック」を提供することで、テナント企業や入居者の災害時の備えを代替し、地域全体の防災力向上に寄与することを目指している。
第一生命グループおよびLaspyは、今回の取組みが、well-being実現のための新しい取組みとして多くのまちづくり関係者へのメッセージとなり、SDGs目標11「住み続けるまちづくりを」達成に向けた一助となることを期待している。
今般導入するLaspyの「あんしんストック」は、防災備蓄品をサービス導入不動産に貯蔵し、災害発生時にテナント企業や入居者、導入物件周辺エリアの契約者にサービス(防災備蓄品)を提供するという、新しい形のサブスクリプション型サービスである。
「あんしんストック」の導入により、企業やマンション住民の防災備蓄に対する課題(①置く場所がない、②管理が煩雑、③賞味期限切れ・入替え業務の負荷が大きい、④初期導入コストが高い)が解決でき、企業の従業員満足度の向上やBCP(事業継続計画)の高度化、マンション住民のLCP(生活継続計画)の改善、QOL(生活の質)の向上が期待できる。
また、賞味期限が近付いた防災備蓄品については、フードバンクや子ども食堂などに寄付を行うことで、地域課題解決やフードロス削減にも取り組んでいる。
◆オフィスビル2物件での取組みと今後の方針
第一生命が保有する第一生命日比谷ファースト、D-LIFEPLACE札幌にてLaspyの「あんしんストック」のサービスを導入し、入居テナントだけではなく、周辺エリアの企業の方にも本サービスを契約できる仕組みを構築した。本物件の管理・運営を担う第一ビルディングにて入居企業・周辺企業に順次案内を行
い、導入企業のBCP(事業継続計画)の高度化だけでなく、地域全体の防災力向上にも寄与していく。
今後、第一ビルディングが管理を受託している全国のオフィスビルを中心とした物件への導入拡大を検討していく。
◆賃貸住宅3物件での取組みと今後の方針
プライマル錦糸町・プライマル船橋(サービス提供者:第一生命、相互住宅)、フレンシア蒲田(サービス提供者:第一生命リアルティ(運用受託者)、相互住宅)の防災備蓄倉庫にてLaspyの「あんしんストック」のサービスを導入し、同物件の管理を担う相互住宅を通じて、入居者向けにサービスを提供する。今後、第一生命グループにて保有・運用・管理を行っている全国約10,000戸の賃貸マンションにおいて、防災備蓄倉庫を有する物件を中心に、本サービスの拡大・普及を積極的に検討していく。