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ライフネット生命、auじぶん銀行の住宅ローン利用者向けに団体信用生命保険の提供を開始

ライフネット生命は、5月11日に開催の取締役会において、開業来初の団体信用生命保険事業として、2023年7月1日(予定)より、auじぶん銀行株式会社(以下、auじぶん銀行)の住宅ローン利用者に向けて団体信用生命保険の提供を開始することを決議した。
■団体信用生命保険提供の背景および概要
同社は、経営方針の重点領域に「顧客体験の革新」および「販売力の強化」を掲げ、生命保険の新しい価値を広く提供するための取組みを推進している。また、同社は、KDDI株式会社(以下、KDDI)およびKDDIの中間金融持株会社であるauフィナンシャルホールディングス株式会社の3社間で業務提携契約を締結し、KDDIグループのブランド力や幅広い顧客基盤などの強みを生かした保険商品・サービスの提供に注力している。
その一環として同社は、KDDIグループのauじぶん銀行と、2022年8月に団体信用生命保険に関する業務提携契約を締結し、両社で商品・サービスの提供に向けた準備を進めていく。
団体信用生命保険は、住宅ローンの債権者である銀行等を保険契約者および保険金受取人とし、銀行等から住宅ローンの融資を受けている利用者を被保険者とする保険契約である。 2023年7月から開始する本取組みでは、auじぶん銀行の住宅ローン事業において、同社がその住宅ローンに係る団体信用生命保険の引受保険会社となり、住宅ローン利用者に万が一のことが発生した場合の住宅ローン残高に相当する保険金を、同社が住宅ローン利用者に代わり返済する。
同社にとって、このたびの団体信用生命保険事業への取組みは新たな挑戦となり、事業領域の拡大を通じて企業価値のさらなる向上をはかるための新たな一歩となる。
また、auじぶん銀行は、2015年に本邦銀行初のネット完結住宅ローンの提供を開始し、魅力的な金利での借り入れなどにより、2022年11月には住宅ローン融資実行額が累計2.5兆円を突破するなど、住宅ローン事業が着実に成長している。
今後は、インターネットで金融ビジネスを行う両社の強みを生かした魅力的な保険商品・サービスを、より多くのお客さまにお届けすることに努めていく。

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