第一生命、交通至便の呉服町エリアにハイスペックオフィスビルが誕生
Tag:第一生命
第一生命は、福岡市博多区に共同で開発を進めてきた「博多 FD ビジネスセンター」が、2月28日に竣工したことを発表した。
本ビルは天神や博多に次ぐビジネスエリアである呉服町エリアで稀少な大型区画を持ち、充実のBCP機能を備えたオフィスビルである。更に、建築デザイナーにはデンマークの「シュミット・ハマー・ラッセン・アーキテクツ」を起用しており、デザイン性が高く、居心地の良い空間を兼ね備えたハイスペックなオフィスビルが誕生した。
建築デザインは「デンマーク王立図書館」をはじめ世界20数か国で文化施設、商業・業務施設、住居施設に多くの実績を持つ建築デザイン事務所「シュミット・ハマー・ラッセン・アーキテクツ」のKristian Lars Ahlmark氏と勝目雅裕氏が担当。クリスタルな外観が、街の表情を多彩に織り込むように、ガラスカーテンウォールを波型に配置してある。また、明治通り沿いに公共空間を広く提供して、四季折々に変化する植栽や高木、彫刻的な緑地を配して、街路に新しい風景を創りこんだ。開放的なエントランスには、外壁と同じ波型の木壁を配して、柔らかな空間を演出した。捻りのある柱は、垂直方向に伸びゆく力強さを意図している。
「シュミット・ハマー・ラッセン・アーキテクツ」の手掛けた物件が日本国内で竣工するのは、本ビルが初めてである。