新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

第一生命、企業年金新商品「特別勘定 総合口戦略的資産配分型」を発売

第一生命は、企業年金の安定的かつ効率的な資産運用ニーズに応えるために、10月より企業年金の特別勘定新商品として「総合口戦略的資産配分型」※を発売する。
この商品は、各資産のリターンに着目しつつ、テクノロジーを活用した定量分析による戦略を組み合わせることで安定的な収益獲得と高い投資効率を目指すバランス型の運用商品である。アセットマネジメントOneと共同で開発を行い、目標リターン・リスク水準を企業年金運用でニーズが高いと思われる水準(中長期的に4%程度)とした。
具体的には、日々発展を続けるテクノロジーを活用することにより、運用者であるファンドマネージャーやエコノミストがこれまで広範なデータ分析に基づき定性的に行っていた投資判断のノウハウを定量化することを実現した。それに加えオルタナティブデータなども活用し、収益源泉の異なる複数の戦略を構築した。複数の戦略を組み合わせることで戦略分散を図り、安定的な収益獲得を目指す。
加えて、ファンド全体の急激なパフォーマンスの悪化を抑制するため、シグナルに基づいた危機局面の判定を日次で行い、危機局面と判定された際は機動的にリスクの抑制を図る。
新型コロナウイルス感染症や、欧米の急速な金融引き締め等の影響を受け、不確実性の高い金融市場の状態は継続しており、企業年金の資産運用においても相場の急変への機動的な対応が求められている。
このようなお客さまのニーズに、「テクノロジーを活用した複数戦略による安定的な収益確保」、「相場急落時の損失抑制」を特長とする新商品を提供することで、応える。
※ 総合口とは、国内外の有価証券を中心に、複数の資産に投資する口(バランスファンド)をいう。
◆商品概要
(1)プロダクト名
総合口戦略的資産配分型
(2)運用概要
複数戦略を組み合わせ、リスク対比でのリターン最大化を図ることで安定した収益の獲得を目指す。また、ダウンサイドリスク抑制戦略によりリスクコントロールを行う。
(3)目標リターン
中長期的に年率4%程度
(4)目標リスク
中長期的に年率4%程度
(5)投資対象資産
国内外の株式・債券先物、特定セクター・スタイルを対象とするETF
(6)ベンチマーク
設定なし

関連記事(保険業界ニュース)

生保

メディケア生命、関西電力ECモールサイトで医療終身保険「新メディフィットA<エース>」等の販売開始

損保

東京海上日動、中小企業向け保険「超Tプロテクション」へのカスタマーハラスメント発生時の補償導入

損保

au損保、海外旅行の保険をリニューアル

生保

PGF生命、きらやか銀行で「まごころつながる終身保険2」を販売開始

生保

はなさく生命、ニッセイプラスの「スマホ保険」・「熱中症・インフルエンザ保険」の販売を開始

生保

FWD生命、年金原資確定部分付変額年金保険『FWD円建一時払変額年金』を発売

生保

第一生命、第一スマートによる新商品「デジホの熱中症保険」(正式名称:熱中症保険)の提供開始

生保

第一生命、第一スマート、AUTHENTIC JAPAN株式会社の共創取組

生保

第一生命、2024年『サラっと一句!わたしの川柳コンクール』ベスト10発表

生保

日本生命、「長期継続配当」を創設