新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

JA共済連、令和4年4月実施の仕組改訂等について発表

JA共済連は、令和4年4月1日から、組合員・利用者の皆さまのニーズに即した保障提供を実現するため、生命総合共済・建物更生共済・賠償責任共済の仕組改訂等を行う。
1.生命総合共済の仕組改訂等(認知症共済の新設)
・仕組改訂の背景/趣旨
認知症患者は増加傾向にあり、認知症に対する備えの必要性が高まっている。
また、認知症の予防は、認知症の前段階である「軽度認知障害(MCI)」の段階で早期発見し、対応することが重要とされている。
このような背景を踏まえ、認知症を発症した際の経済的負担に備えるとともに、未然予防や早期発見をサポートする「認知症共済」を新設する。
2.農業者賠償責任共済「ファーマスト」の新設
・仕組改訂の背景/趣旨
JA共済では、農業保障への取組み強化の一環として、農業者賠償責任共済「ファーマスト」を新設する。
農業においては、「生産」から「出荷・販売後」までに様々な賠償リスクが想定されるが、農業者賠償責任共済では、農業者の方に共通する様々な賠償リスクについて、一体的に保障する。
なお、農業者賠償責任共済の新設に伴い、保障が重複する既存の仕組み(「農家包括賠償責任担保特約付個人賠償責任共済」および「一般賠償責任担保特約付賠償責任共済(対象施設:観光農園)」)については、新規契約の引受けを中止する。
3.建物更生共済の「契約事前受付制度」の新設
・背景/趣旨
現在、建物更生共済は、契約の手続きを行った日が保障開始日となっており、住宅ローンの申込みと同時に建物更生共済の契約手続きができないなどのケースが発生していた。
このような背景を踏まえ、「保障開始日」前に契約の受付を可能とする「契約事前受付制度」を新設し、加入時の利便性の向上を図る。
また、本仕組改訂に伴い、共済約款の規定を変更するが、一部の変更内容は、令和4年3月31日以前に締結された契約においても、その変更内容に準じて取り扱うこととする。

関連記事(保険業界ニュース)

生保

ソニー生命、「無解約返戻金型収入保障保険(無配当)」等を発売

生保

マニュライフ生命、『未来につなげる終身保険v2』を新たに東邦銀行で販売開始

生保少短

第一生命、第一スマート、JR東日本、Suicaの体験価値向上に向けた共創の取組みを開始

生保

太陽生命、重度ガン前払特約の取扱いを開始

生保

太陽生命、益田信用組合を通じ、『長生きMy介護』の販売を開始

損保

三井ダイレクト損保、ANAの保険「明日へのつばさ」自動車保険提供開始

損保

損保ジャパン、マイルが貯まるANAの保険「明日へのつばさ」親介護保険の提供を開始

共済

JA共済連、キャットボンド「Nakama Re 2025-1」発行~地震リスクを証券化 アジア開発銀行の債券を活用した発行としては世界初~

損保

三井住友海上、太陽光発電事業者向けケーブル盗難防止サービスを提供開始

損保

損保ジャパン、不登校児童生徒の復学支援および学びの機会確保に向けた「復学支援見舞金補償保険」を販売開始

関連商品