住友生命、独立行政法人国際協力機構(JICA)が発行するジェンダーボンドに投資
住友生命は、独立行政法人国際協力機構(以下「JICA」)が発行する、開発途上国のジェンダー平等と女性のエンパワーメントを推進する事業に資金を充当する「ジェンダーボンド」への投資を決定した。
JICAは、日本の政府開発援助(ODA)を一元的に実施する機関として開発途上国への国際協力を担っており、JICAによる債券の発行は、日本政府からSDGs(持続可能な開発目標)を達成するための具体的施策の一つにも位置付けられている。
今回のジェンダーボンドの発行により調達された資金は、ジェンダー事業分類※の①ジェンダー平等に関する政策・制度整備を支援する案件、②女性をターゲットグループとして、女性のエンパワーメントや保護を主目的とする案件(例:女性経営者向けの融資事業)、③ジェンダー活動統合案件(例:都市鉄道建設事業における女性専用車両・設備の設置等)に該当する事業に充当される予定である。
※国際基準に基づきジェンダー事業分類を設定(JICAホームページ)
https://www.jica.go.jp/activities/issues/gender/ku57pq00002cucek-att/gender_classification.pdf
【本件の概要】
発行体 独立行政法人国際協力機構(JICA)
発行額 総額100億円
期間 20年