住友生命、団体年金特別勘定特約「円貨建株式口E」(ESG運用)を発売
住友生命は、2021年10月より、団体年金特別勘定特約「円貨建株式口E」(ESG運用、以下「本商品」)を発売する。
環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)に着目したESG投資は、日本の投資家にも急速に浸透しつつある。世界の持続的成長に欠かせないESGの視点と企業年金の長期的な運用スタンスは親和性が高いものと考えられ、企業年金のESG投資は拡大していくことが期待される。
本商品は、日本株式を主な投資対象としたESG運用特化型商品であり、国内上場企業のESGへの取組みをアナリストが評価し、企業価値の向上が期待できる銘柄のほか、将来的にESG評価の向上が期待できる銘柄にも投資を行うことで中長期的な収益獲得を目指す運用を行うことが特徴である。
本商品の提供により、企業年金ポートフォリオにおける収益源の多様化を図りたいというニーズだけではなく、企業年金においても社会的課題の解決につながる取組みをしたいというSDGs推進・ESG経営の推進等といったニーズにも応えられるものと考えている。
住友生命は、「社会になくてはならない保険会社」の実現を目指し、事業活動を通じたSDGsの達成に向けた取組みを進めている。そうした中で、脱炭素社会および持続可能な社会の実現に貢献するために、温室効果ガス排出量の2050年ネットゼロ※を目指し、世界共通の気候変動という社会課題解決に向けて、生命保険事業者・機関投資家の両面から取り組んでいる。
※2021年4月1日付ニュースリリース「温室効果ガス排出量ネットゼロに向けた削減目標の設定」を参照。
https://www.sumitomolife.co.jp/about/newsrelease/pdf/2021/210401b.pdf
本商品の提供は、SDGsの達成に向けた主要な取組みの1つである責任投資(ESG投融資およびスチュワードシップ活動)を推進するほか、人生100年時代を見据えた資産形成にも通じるものと考えている。
住友生命は、今後もお客さまの年金資産の運用に貢献できる商品提供や責任投資を通じ、持続可能な社会の実現に貢献していく。