第一生命、フォーバルと業務提携
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第一生命と株式会社フォーバル(以下「フォーバル」)は、中小・小規模企業の後継者不足・事業承継問題という社会課題の解決に向け、業務提携契約を締結した。
1.背景及び目的
中小・小規模企業は地域の経済や雇用を担う重要な存在である。しかし、多くの中小・小規模企業が後継者選びに苦労し、休廃業・解散という厳しい現実に直面している。日本政策金融公庫総合研究所の2019年調査によれば、中小・小規模企業の経営者の2人に1人が自分の代で廃業することを予定しており、その理由として、「子どもに継ぐ意志がない」「子どもがいない」「適当な後継者が見つからない」という後継者難を背景とした回答の合計占率は29%にも及び、後継者不足は円滑な事業承継にあたっての大きな社会課題となっている。
フォーバルは、中小・小規模企業に特化した事業承継・M&Aサービスを展開しており、全国の企業経営者が幸せなリタイアを迎え、経営者の夢や想い、絆を次世代に繋ぎ、100年、200年と続く企業になっていけるように支援することを使命としている。そのため、1社でも多くの中小・小規模企業の存続と成長に向けたスピーディで安心な事業承継・M&A支援を実行している。
第一生命は、「一生涯のパートナー」としての使命をこれからの時代においても果たしていくために、従来の「保障」に加え、「資産形成・承継」「健康・医療」「つながり・絆」に資する価値を提供していくことが重要だと考えている。今回、フォーバルとの業務提携を通じて、経営者の想いに寄り添い、次世代へと承継することに貢献していく。
今後、両者は、中小・小規模企業の後継者不足・事業承継問題という社会課題の解決に向けて、取組みを進めていく。
2.業務提携の項目
(1)後継者不足・事業承継問題解決に向けた啓発活動
(2)後継者不足・事業承継問題を抱える企業への事業承継・M&A支援に向けた協働