こくみん共済coop〈全労済〉、防災・減災プロジェクト「もしも」は「いつか」やってくる。『もしもプロジェクト渋谷』をスタート
こくみん共済coop〈全労済〉は、東日本大震災から10年を迎える2021年、これまでの災害対応の中で得た教訓と経験をもとに、更なる防災・減災の普及とネットワークづくりを推進すべく新たな取り組みをスタートする。その一つとして、渋谷区に拠点を構える同会は、渋谷区の協力のもと、皆さまとの共創による防災・減災の普及啓発活動『もしもプロジェクト渋谷(MOSHIMOPROJECTSHIBUYA)』を始動。3月6日(土)、キックオフイベントとして、プロジェクト発表会およびトークセッション「もしも会議」をオンラインにてライブ配信した。
■防災・減災プロジェクトとは
こくみん共済coopは、戦後、人と人とのたすけあいの組織(生活協同組合)として、火災共済から事業を開始し、以来、様々な共済を提供するとともに、万一の災害から命と暮らしを守る防災・減災活動に取り組んできた。
東日本大震災から10年。これまでの災害対応の中で得た教訓と経験をもとに、さらなる防災・減災の普及とネットワークづくりを進めていくため、「防災・減災プロジェクト」をスタートした。
このプロジェクトでは、災害への備えを「もしもの前」「もしもの備え」「もしもの後」の3つのフェーズで捉え、「もしもの前」では防災・減災の普及啓発、「もしもの備え」では共済の普及促進と災害時の迅速な対応、「もしもの後」では復旧・復興・生活再建に向けた取り組みなどを展開する。また、このことを広く社会に発信するため、TV、WEBサイトやSNS等のデジタルも活用したコミュニケーションを推進する。
<防災・減災特設ページ>https://www.zenrosai.coop/bousai-gensai.html
■「もしもプロジェクト」今後の活動予定
「もしもプロジェクト」は、2021年春季は、次のような活動を展開する予定である。
・3月11日(木)2:46黙祷プロジェクト
被災地である岩手と渋谷を繋いだ2:46黙祷プロジェクト
渋谷では、ミヤシタパーク屋上から2時46分に黙祷をささげるほか、防災・減災に関するトークイベントを予定。
その様子は、ミヤシタパーク屋上に設置するビジョンで映し出し、岩手県とも中継する。
・5月1日(土)~14日(金)MOSHIMOWEEKSHIBUYA
渋谷という街全体を使い、防災・減災を体験できる様々な取り組みを展開する。
ポスター、フラッグなど震災への意識を高めるサイネージ、防災・減災を学ぶ展覧会「もしも展」や、防災グッズを集めたセレクトショップ「もしもストア」などを展開予定である。