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JA共済連、令和2年度上半期業績を発表

JA共済連は、令和2年度上半期(令和2年4月1日~令和2年9月30日)の業績を発表した。
1.主要業績
(1)新契約高
①生命総合共済
生命総合共済の新契約高は、件数で57万件(前年同期比124.7%)、保障共済金額では1兆7,629億円(同105.6%)となった。
また、契約者からの共済掛金受入額は、5,873億円(同115.0%)となった。
②建物更生共済
建物更生共済の新契約高は、件数で64万4千件(前年同期比95.1%)、保障共済金額では9兆8,789億円(同88.8%)となった。
なお、契約者からの共済掛金受入額は、2,757億円(同110.1%)となった。
③自動車共済・自賠責共済
自動車共済の新契約高は、契約件数で404万6千件(前年同期比99.9%)、契約者からの共済掛金受入額は1,713億円(同99.8%)となった。
自賠責共済は、契約台数で159万5千台(同97.1%)、共済掛金受入額は306億円(同81.3%)となった。
(2)保有契約高
生命総合共済および建物更生共済合計の保障共済金額は、241兆9,062億円(前年度末比98.6%)となり、前年度末に比べ3兆4,894億円の減少となった。
(3)主要収支状況等
①受入共済掛金
受入共済掛金は、生命総合共済が増加したことなどにより、前年度上半期に比べ642億円増加の2兆4,402億円となった。
②支払共済金
支払共済金は、生命総合共済の満期共済金が減少したことなどにより、前年度上半期に比べ1,267億円減少の2兆142億円となった。
③正味財産運用益
正味財産運用益(財産運用収益-財産運用費用)は、前年度上半期に比べ139億円減少の4,774億円となった。
④経常利益
経常利益は、前年度上半期に比べ55億円増加し、2,538億円となった。
(4)資産の状況
総資産は、前年度末に比べ4,019億円増加し、57兆5,903億円(前年度末比100.7%)となった。そのうち運用資産は、前年度末に比べ4,961億円増加し、55兆5,413億円(同100.9%)となった。
2.基礎利益
基礎利益は、費差損益が減少したものの、利差損益が増加したことから、前年度上半期に比べ376億円増加の3,517億円となった。
3.支払余力(ソルベンシー・マージン)比率
支払余力(ソルベンシー・マージン)比率は、その他有価証券評価差額金の増加などにより、前年度末から70.0ポイント増加の1,280.9%となった。

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