大同生命、アンケート調査「大同生命サーベイ」を実施
大同生命は、全国の中小企業経営者を対象とした毎月のアンケート調査「大同生命サーベイ」を実施している。(10月度回答企業数:14,665社)
■コロナ禍における業況の悪化で「人手不足」を感じる中小企業が大幅に減少
新型コロナウイルスの感染拡大(4月)以降、業況DIが大幅に低下(業況が悪化)した一方で、従業員過不足DIは大幅に上昇し、10月度は▲26.2ptと2月度と比べ約15pt高い(人手不足を感じる企業の割合が低い)水準となった。また、新型コロナウイルス感染拡大前後の従業員数の増減は、「変わらない」が82%と最も多く、9割以上の企業で従業員が増加していないことも分かった。
4月度以降の人手不足を感じる企業割合の減少は、新型コロナウイルス感染拡大による業況の悪化(事業活動の中止や見直しなど)による業務量の減少(縮小均衡)が要因のひとつであることがうかがえる。
■中小企業経営者が菅新政権に期待することは「中小企業支援策の拡充」がトップ
中小企業経営者が、国や行政等に期待することは、「中小企業支援策の拡充」が65%と最も多く、次いで「経済財政政策(景気対策)」が52%、「新型コロナの感染拡大対策」が46%となった。