SOMPOリスク、「オンラインによる労働災害予防サービス」の提供を開始
SOMPOリスクは、11月4日から「オンラインによる労働災害予防サービス」の提供を開始する。
1.背景
SOMPOリスクでは従来より多くのお客さまに労働安全衛生に関する「現場診断」や「セミナー」サービスを実施してきた。
新型コロナウイルスによる感染影響が発生し始めてから数か月が経過したが、企業の中には日々の現場作業に加えてコロナ影響による安全管理者等の負荷増大によってコンサルティング支援ニーズが高まっている。
しかしながら、一方で労働災害対策に課題があっても新型コロナウイルスの影響を懸念し、対面によるこれらサービスの導入を躊躇する企業が見られる。
現在までに多くのお客さまから、「対面ではなくオンラインでセミナーや現場診断を行うことはできないか」という要望や問い合わせがあり、試行を重ねた結果、一定の有効性を確認することができた。
このような背景を踏まえて、SOMPOリスクは、新型コロナウイルスの影響を最小限にとどめながら労働安全衛生レベルの向上を支援することを目的とし、「現場診断」「セミナー」の従来メニューに関して「オンラインによる労働災害予防サービス」を開始することとした。
2.本コンサルティングの概要
(1)内容
「ZOOM」などのWEB会議サービスを活用し、オンラインによる以下サービスを提供することにより、労働安全衛生レベルの向上を支援する。
①現場診断(労働災害リスク抽出・改善提案)
②労働安全衛生に関わるセミナー
(2)特長
①現場診断では、スマートフォンやタブレット上のWEB会議システムによってお客様が撮影された画像データを専門のコンサルタントがオンライン確認する。また、潜在する労働災害リスクと改善提案について報告書にとりまとめて提出する。(現場診断は1回あたり延べ3~4時間程度を想定している。)また、オプションとして診断結果の報告会の他、安全管理に関する管理者ヒアリングなどについても別途オンライン対応が可能である。
②オンラインセミナーは建設業の安全大会のセミナーなどで一か所に多くの参加者を集めることが難しい場合に、各個人もしくは複数拠点でオンライン視聴が可能なサービスである。また、オプションとしてセミナー時の講演動画を提供することも可能である。
③長年にわたる労働安全衛生に係るコンサルティングを通して培った経験・ノウハウを活用する。
④産業界での業務経験豊富な専門コンサルタントを含めたメンバーにより支援を行う。
(3)費用・期間(*)
【1】費用
セミナー:20万円(税抜)~
現場診断:40万円(税抜)~
【2】期間(依頼から実施完了までの標準的な目安)
セミナー:1か月程度
現場診断:2か月程度
*支援内容により異なる。
3.受注目標
年間500万円の受注を目指す。
4.今後の展開
SOMPOリスクは、本サービスを通じて、コロナ影響下においても皆さまの安全衛生活動を支援し、労働安全衛生レベル向上に貢献していく。