SOMPO環境財団、インドネシア版CSOラーニング制度第2期キックオフセレモニーを開催
SOMPO環境財団は、環境人材育成プログラム「NGO Learning Internship Program in Indonesia」を昨年2月からインドネシアで実施している。このたび、第二期生にあたる20名の大学生・大学院生と派遣先NGO職員らが参加する、キックオフセレモニーを2月4日にジャカルタで開催した。
本プログラムは、SOMPO環境財団が2000年から日本国内で実施している、大学生・大学院生を環境NGOに長期間インターン派遣する「CSOラーニング制度」を海外で導入したもの。
1.インドネシア版CSOラーニング制度の概要
名称:NGO Learning Internship Program in Indonesia
参加学生:インドネシアの大学生・大学院生 20名
派遣先NGO:インドネシアに所在する環境NGO(9団体)
活動期間:2020年2月~9月(8か月間)
内容:・派遣先NGOでのインターン活動による、環境保護の実務経験
・学生間の相互啓発・情報交換のための定例勉強会
・環境保全の現場を視察するワークショップへの参加
・日本のCSOラーニング参加学生とのテレビ会議システムを通じた意見交換 ほか
2.キックオフセレモニー
2月4日に、ジャカルタのSompo Insurance Indonesiaで開催されたキックオフセレモニーには、参加学生(大学生・大学院生)のほか派遣先環境NGOの職員、現地省庁関係者やメディア関係者など、約50名が参加。
SOMPO環境財団専務理事の西脇から参加学生に向け、「このプログラムを楽しみながら多くを学んで欲しい」というメッセージを送った。また運営主体の一つとして参加したSompo Insurance Indonesia のCEOであるEric Nemitzからは、「皆さんが、周囲の人々に良い影響を与える人として成長することを期待します」と激励した。
3.今後について
SOMPO環境財団は、本プログラムの活動を通じて、『インドネシア国内における環境NGOの活動への理解促進』、および『参加学生の将来への選択肢の増加』が実現されることを目指し、今後もインドネシアにおいて、本プログラムを継続実施していく。