損保協会中部支部、自転車シミュレータを静岡県交通安全協会に寄贈
損保協会中部支部静岡損保会では、1月14日(火)に、自転車乗用時のルールやマナー、危険予測を学習することができる「自転車シミュレータ」を一般財団法人静岡県交通安全協会に寄贈した。
交通安全協会への自転車シミュレータの寄贈は、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の運用益を活用した事業の一環として2014年度から行われており、静岡県交通安全協会に寄贈するのは今回で2回目となる。
当日は、清水警察署において、静岡県交通安全協会村松専務理事ほか関係者が出席し、盛大な寄贈式が行われた。同協会からは早川会長および中部支部宮崎事務局長が出席し、早川会長からは、「交通安全教室などで活用いただき、地域の自転車事後防止に役立てていただきたい」との挨拶があり、目録を贈呈した。松村専務理事からは、「高齢者の自転車事故が依然多く発生しており、このシミュレータを活用して、1件でも交通事故を減らしていきたい」とのお礼の挨拶があった。
静岡県では2019年4月に、「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」が施行され、昨年10月からは「自転車損害賠償保険等への加入義務化」が実施された。同支部では今後も、県警・県など関係機関と連携しながら、交通安全啓発活動を行っていく。