損保協会、子ども向けの防災ツールを刷新
損保協会では、子どもが災害から身を守るための動作や日頃の備えを学べるツール「ぼくとわたしの安全シート」を刷新した。
災害は、いつ発生するのか分からないので、子どもが一人でいても身を守れるようにしておくことが大切である。本ツールは、子どもが読んでも理解できるように、イラストとともに防災知識を整理しているシートである。
今回の刷新では、昨今の自然災害などを踏まえて説明内容を一新し、イラストをより分かりやすく全面改訂するとともに、災害の内容についても「火事編」「地震編」に加え、新たに「大雨・台風編」を作成した。さらには、媒体もリーフレットからクリアファイルに変更し、配布する予定である。
また、本ツールの刷新とあわせて、全国の市町村において住民向けに作成されている洪水ハザードマップおよび地震ハザードマップの理解を促すための副読書「ハザードマップと一緒に読む本」についても、昨今の自然災害などを踏まえて一部改訂をしている。
家庭や学校を通じて子どもへの防災知識の普及をさらに推進すべく、「ぼくとわたしの安全シート」(クリアファイル)9,000部(火事編:2,500部、地震編:3,500部、大雨・台風編3,000部)、「ハザードマップと一緒に読む本」7,000部を、同協会が全国で実施する自治体等と連携した防災イベント等で配布する予定である。
なお、これらのツールは、同協会ホームページおよび「そんぽ防災Web」から、誰でも無料でデータをダウンロードできるようにしている。
同協会は、今後も安心で安全な社会の実現に向けて、防災取組みを推進していく。
参考:ツールのイメージ
1.「ぼくとわたしの安全シート」
http://www.sonpo.or.jp/news/publish/education/0009.html
2.「ハザードマップと一緒に読む本」
http://www.sonpo.or.jp/news/publish/safety/dizaster/0011.html