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明治安田生命、2019-2020年度経済見通しを発表

明治安田生命は、2019年1-3月期のGDP速報値の発表を踏まえ、2019-2020年度の経済見通しを作成した。
主要なポイントは以下のとおりである。
1.日本のGDP成長率予測
実質GDP成長率:2019年度0.6% 2020年度0.5%
名目GDP成長率:2019年度1.3% 2020年度1.0%
2.要点

日本の景気は、緩やかな回復傾向を維持しているとみる。米国発の貿易戦争や、中国・欧州景気の減速懸念、不安定な金融市場といった不透明要素が残るなかでも、基本的に堅調な米国景気や、省力化投資需要の高まりなどを背景に、緩やかな回復が続くと予想する。

個人消費は、引き続き良好な雇用環境や、各種イベントが下支えとなり、緩慢な回復トレンドが持続するとみる。住宅投資は、駆け込みの反動や人口減少を背景とした構造要因などが下押し圧力となり、減速傾向で推移するとみる。公共投資は、オリンピック関連工事や国土強靭化のための緊急対策等が下支えすることで、持ち直し傾向で推移すると予想する。設備投資は、海外景気の持ち直しや、人手不足に起因した省力化投資の下支えによって、底堅い推移が続くと予想する。輸出は、米国発の保護主義的な政策には注意が必要なものの、中国をはじめとした世界景気の持ち直し等により、秋以降緩やかに持ち直すとみる。

米国景気は、労働需給の引き締まりや企業の増益基調が続くことで、内需をけん引役に拡大が続くものの、減税による景気浮揚効果が剥落するため成長ペースは鈍化すると予想する。
欧州景気は、緩和的な金融政策が継続すると見込まれるほか、雇用環境の改善や輸出の増加を背景に、緩やかな回復傾向が続くと予想する。中国景気は、貿易摩擦の激化が景気の下押し圧力となるも、政府による景気対策の効果により、減速ペースは抑制されると予想する。
■2019-2020年度経済見通し詳細:https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2019/pdf/20190523_01.pdf

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