AIG、FWDへのAIG富士生命の株式譲渡を完了
アメリカン・インターナショナル・グループ・インク(AIG)は、AIG富士生命の全株式のパシフィック・センチュリー・グループの保険事業部門であるFWDグループへの譲渡が4月30日に完了したと発表した。この株式譲渡の完了に伴い、AIG富士生命はFWDの完全子会社となり、AIGとの資本関係はなくなる。AIG富士生命の親会社の変更に伴う、同社の既存の保険契約の内容への影響はないとしている。
FWDは、関係当局の認可等を前提として、AIG富士生命の社名を9月1日に「FWD富士生命保険株式会社」に変更する予定。
なお、この取引における合意に基づき、日本のAIGグループ各社は引き続きAIG富士生命の生命保険商品の販売を継続する。AIGは、今後もFWDと連携して、FWDの日本国内での生命保険事業の発展に向けた取り組みをサポートしていくとしている。