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カーディフ生命、自動車ローン向けにがん保障付き団信の提供開始

 カーディフ生命は、11月1日から、ふくおかフィナンシャルグループ傘下の福岡銀行、熊本銀行、親和銀行の自動車ローンを新規で利用の顧客向けに、がん保障付き団体信用生命保険(がん団信)の提供を開始する。
 この保障は、自動車ローンを利用の顧客が死亡・高度障害となった場合、またはがんと診断された場合に、その時点でのローン残高を保険金等として支払うことでローンを完済するもの。銀行の自動車ローンにがん団信を付帯するのは業界初となる(同社調べ)。
 カーディフ生命の調査(20~59歳の自動車ローン利用者男女2400人を対象としたインターネット調査、調査時期:2015年12月、調査会社:楽天リサーチ株式会社)によると、自動車ローン利用者の約4割が「病気などの理由により収入源がなくなった場合は車を売却せざるを得ない」と考えている。また、車を手放すのは「とても困る」「困ることがある」と考える利用者は約7割にのぼる。今回の保障により、万一の場合でも大切なマイカーを手放すことなく、その後のローン返済が免除されるため、より安心して自動車ローンを借り入れできるようになる。
 さらに、同日から上記銀行の学資ローンとフリーローンにもがん団信の付帯を開始し、幅広くローンの返済保障を提供する。
◆保障概要
▽正式名称(主契約):団体信用生命保険
▽付帯する特約:団体信用生命保険特定疾病保障特約II型(ガン保障特約)
▽引受保険会社:カーディフ生命
▽保障内容
【主契約】
 死亡または所定の高度障害となった場合、その時点のローン残高相当額を支払う(死亡保険金・高度障害保険金)。
【ガン保障特約】
 責任開始日以降生まれて初めてがんに罹患し、医師によって診断確定された場合、その時点のローン残高相当額を支払う。
※「皮膚の悪性黒色腫以外の皮膚のその他の悪性新生物(皮膚ガン)」「上皮内ガン」は支払いの対象外。
▽保障の終了
〇ローンの終了(債務の完済、契約の無効・取消等)
〇ローンの返済が遅延したこと等により、金融機関等に対する債務が消滅したとき
〇所定の年齢になったとき
〇支払事由に該当し、保険金・給付金を支払ったとき

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