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損保ジャパン日本興亜ひまわり生命、「先進医療給付金の直接支払制度」取扱医療機関の拡大

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命は、11月から先進医療給付金を医療機関に直接支払う「直接支払制度」の取扱医療機関として、新たに「大阪陽子線クリニック」を追加した。これにより2016年5月に開始した「直接支払制度」の取扱医療機関は全国で17か所となり、大阪府では初の医療機関となる。
今回の追加により、「陽子線治療」および「重粒子線治療」の先進医療を実施しているすべての医療機関(2017年11月現在)で本制度の利用が可能となった。
1.導入の背景
先進医療(※)に係る技術料の支払期限は、実施後早期に定めている医療機関が多く、通常の手続きでは先進医療給付金の支払がその支払期限に間に合わないため、一時的に顧客自身で技術料を負担する必要がある。そこで、同社は先進医療のうち、特に技術料が高額である「陽子線治療」および「重粒子線治療」を対象に「直接支払制度」を創設し、同社から医療機関へ直接先進医療給付金を支払うことで、顧客の負担軽減を図っている。
※先進医療…将来的に保険導入が期待されている医療技術で、厚生労働大臣が承認したものをいう。2017年9月1日現在で105種類が承認されている。
2.先進医療の普及に向けた取り組み
同社では、医療技術の進歩に合わせ注目が高まっている先進医療の経済的負担軽減のため、医療保険やがん保険の特約として先進医療特約やがん先進医療特約を提供している。また、2016年9月から、月々500円の保険料で加入出来るネット専用商品「リンククロス コインズ(臓器移植医療給付金付先進医療保険)」を発売している。
※リンククロス コインズ…リンククロス コインズは、経済的負担が比較的大きくなる傾向にある治療の保障に特化した保険。被保険者が先進医療による療養を受けたときの先進医療給付金と先進医療一時金、および所定の臓器移植を受けたときの臓器移植医療給付金を支払う。

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