明治安田生命、明治安田名古屋駅前ビルが落成
明治安田生命は、愛知県名古屋市において開発を進めてまいりた「明治安田名古屋駅前ビル」が2026年7月に完成し、7月31日に、落成を迎えた。
本計画は、多くの人々に長年親しまれてきたシティホテル「キャッスルプラザ」の建替えとして推進してきたもので、地上20階・地下2階建ての賃貸オフィスビルへと新たに生まれ変わった。リニア中央新幹線(構想)や駅前広場の再整備等により、さらなる賑わいが期待される名駅エリアにおいて、多様な働き方に応える高機能オフィスとまちに開かれた滞在空間を備えた拠点として、地域の魅力や活力の向上に貢献していく。
1.名古屋駅至近の好立地を活かしたビジネス拠点
本ビルは、9路線が利用可能な名古屋駅から徒歩6分に位置する。オフィスエントランスまで地下街と直結させることで、天候に左右されないスムーズなアクセスを実現した。広域交通の結節点である名古屋駅至近の利便性を活かし、企業活動の機動力を高めるビジネス拠点として、新たな価値を提供する。
2.多様な働き方に応える、快適で柔軟なオフィス環境
約400坪/階の大規模フロアを確保しながら、35坪程度の区画割りや個別空調にも対応することで、入居企業の成長や組織形態にあわせることが可能な柔軟なオフィス設計としている。
また、各フロアにはブレイクラウンジを設置し、屋上には緑豊かなスカイラウンジを整備。オフィスワーカーのリフレッシュやコミュニケーションの場を提供する。
さらに11階にはオフィスワーカー専用ラウンジを設け、休憩スペース、カジュアルミーティング、WEB会議など幅広い用途に対応。併設の貸し会議室は少人数の打合せから会議・セミナー開催まで、入居企業の多様なニーズに対応する。
3.まちの魅力を高める、緑のオープンスペース
敷地内の公開空地は、名古屋市の「Nagoyaまちなかオープンスペース制度(注1)」に基づき整備した。同制度がめざす「居心地がよく歩きたくなる空間」への転換の考え方に沿い、敷地内に植栽の充実やベンチ等の休憩設備を整備することで、憩いや賑わいを生み出す滞在空間として、まちの魅力・活力に寄与する。
4.持続可能な社会の実現に貢献(環境認証の取得)
本ビルは、環境性能評価認証であるCASBEE建築(注2)SクラスおよびCASBEEウェルネスオフィス(注3)Sクラスを取得した。高効率空調の採用や太陽光発電による電力供給等、消費電力やCO2排出量の低減を図るとともに、外装水平フィン(注4)により日射を軽減しつつ十分な自然光や眺望を確保し、働く人々の健康性にも配慮している。また、電力会社の再生可能エネルギープラン(注5)を採用し、カーボンニュートラルの実現に貢献する。
5.「確かな安心を、いつまでも」を体現する防災・BCP機能
本ビルは、名古屋市の都市再生安全確保計画に基づく一時退避施設として、災害時に帰宅困難者の受入れ等に活用できる体制を整え、地域の防災機能の向上に寄与する。
また、建築基準法の1.25倍の地震力に耐えうる制振性能を備えるとともに、予備電源・非常用発電機の確保や各フロアへの防災備蓄倉庫の整備等により、非常時における入居企業の事業継続と安全確保を支える。
(注1)敷地などの一部を歩行者が利用できる憩いや交流の空間として整備活用を促す制度(名古屋市)
(注2)建築物や街区、都市等にかかわる環境性能を多面的に総合評価するツール
(注3)建物利用者の健康、快適性の維持・増進を支援する建物の仕様、性能、取組みを評価するツール
(注4)建物外壁面に水平に取り付けられた庇状の部材のこと
(注5)電力会社が提供する、自然由来の電力(太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスなど)を利用した電力プランのこと
【明治安田名古屋駅前ビル概要】
所 在 地 愛知県名古屋市中村区名駅4-301ほか
敷地面積 約3,466m2(約1,048坪)
延床面積 約39,504m2(約11,950坪)
階数/建物高さ 地上20階・地下2階/約100m
構造 鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)、制振構造
主な用途 事務所・店舗・駐車場
基本設計・監理 株式会社三菱地所設計
実施設計・施工 株式会社竹中工務店
竣 工 2026年7月
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