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アクサ生命、東京大学と共同開発、企業の人的資本を可視化する新指標「ウェルビーイングスコア」を発表

アクサ生命と、東京大学未来ビジョン研究センター(以下「東京大学」)は、企業の非財務情報である「人的資本」を独自の算出方法で数値化する新指標「ウェルビーイングスコア」を開発し、2年間の共同研究の成果として3月24日に、その詳細を発表した。この革新的な評価指標は、企業の従業員のウェルビーイングと経営成果の関係性を客観的なデータで明らかにし、持続可能な成長戦略に寄与することを目的としている。
アクサ生命は、商工会議所と全国産業団体連合会(現在の一般社団法人日本経済団体連合会)を推進母体として設立され、日本で初めて団体生命保険を販売した日本団体生命を、その前身の一つとしている。設立以来、日本の経済を支える中小企業の発展と従業員の福利厚生への貢献を重要な使命としてきた。日本の企業の99.7%を占める中小企業では、限られた人的資源の中で従業員一人ひとりのウェルビーイング向上が企業の生産性、ひいては持続的な成長に直結する。少子高齢化による労働力人口減少が深刻化する現代において、従業員のウェルビーイング向上と定着は中小企業にとって喫緊の経営課題であり、アクサ生命はこの分野での支援を強化している。
【背景と課題】
近年、社会的に「ウェルビーイング」の重要性が高まる中、従業員の健康や働きやすさが企業のパフォーマンスに与える影響は広く認識されている。しかし、これまで従業員一人ひとりのウェルビーイング、すなわち人的資本の主要な構成要素を包括的に測定し、企業全体のパフォーマンスとの関連性を定量的かつ実践的に示す指標は存在しなかった。このギャップを埋めるべく、包括的にウェルビーイングを測定できる方法の確立が求められていた。
【研究の概要と「ウェルビーイングスコア」】
この課題に対し、東京大学とアクサ生命は共同研究を通じて、企業のウェルビーイングの度合いを数値化する「ウェルビーイングスコア」を開発した。このスコアは、企業の人的資本を定量的に評価することを可能にし、その高低が企業の業績、人材の採用・定着、従業員の健康状態と密接に関係していることが大規模なデータ分析により実証されている。本スコアの導入により、企業は自社の課題把握や健康経営の効果検証など、企業価値向上に向けた施策の更なる推進が期待される。
【主要な成果と意義】
本研究結果によると、ウェルビーイングスコアが高い企業は、低い企業と比較して、離職率の抑制や労働生産性の向上といった経営指標において優位性を示すことが明らかになった。このスコアは、従業員の健康維持や働きやすさの向上だけでなく、優秀な人材の獲得・定着にも寄与することが期待される。
【今後の展望】
この新指標を活用することで、企業は自社の健康経営の現状把握や改善策の策定に役立てることが可能である。ウェルビーイングの推進を通じて、従業員のエンゲージメント向上を促進し、持続可能な経営と労働環境の改善に寄与することが期待される。
東京大学は、本指標を通じて人的資本と企業経営の関係性に関する研究を深化させ、産学官連携による研究成果の社会実装を通じて、人的資本を起点とした持続可能で活力ある未来社会の実現に貢献していく。
アクサ生命は、全国の商工会議所・商工会、自治体等との連携を通じて企業の健康経営をサポートし、すべての働く人々とその家族のウェルビーイング、企業の永続的発展と持続可能な社会の構築に貢献する。

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