第一生命リアルティアセットマネジメント、私募REIT「第一生命総合リート投資法人」の資産規模が1,000億円を突破
第一ライフ丸紅リアルエステートグループの第一生命リアルティアセットマネジメント株式会社(以下「第一生命リアルティ」)は、運用を受託する適格機関投資家向け非上場オープンエンド型私募リート「第一生命総合リート投資法人」(以下「本投資法人」)が、12月1日、第4回私募増資による不動産4物件の取得完了により、運用開始から約2年で資産規模が1,000億円を突破した。
本投資法人は、第一生命、株式会社第一ビルディング(以下「第一ビル」)、および相互住宅株式会社(以下「相互住宅」)というスポンサー各社からのサポートを受け、オフィスビル・物流施設・商業施設等の幅広いセクターの不動産に加え、第一生命リアルティが運用している住宅・QOL向上アセット※1を投資対象とする特化型私募リート「第一生命ライフパートナー投資法人」(以下「DLPR」)の投資口も投資対象に組み入れるスキームを採用し、2024年1月より運用を開始した。
今回の取引により、本投資法人が取得した不動産はあわせて930億円(オフィスビル13物件、物流施設2物件、ホテル1物件)、DLPR投資口は80億円(住宅・QOL向上アセット109物件)となり、資産規模は合計1,010億円に達した。今後は第一生命からの物件供給に加えて、第一ライフ丸紅リアルエステートグループとの情報連携も含めた第一生命リアルティによる独自の物件ソーシングにも注力し、第一ビルによる物件管理・運営、相互住宅の投資ノウハウの提供等、スポンサー各社によるサポートにより、資産規模のさらなる拡大と収益の安定を図り、成長を目指す。
第一ライフ丸紅リアルエステートグループは、第一生命ホールディングスと丸紅、両社の事業基盤・顧客基盤、機能・知見を活用しながら、不動産アセットマネジメント事業を軸に据えて不動産開発・保有からプロパティマネジメントまで一貫したサービスを提供することで、国内不動産バリューチェーンの強化・拡大を目指している。
そのなかで第一生命リアルティは、2020年にDLPRの運用開始、2023年に私募ファンド事業への参入、そして2024年に本投資法人の運用開始と、第一生命、第一ビルおよび相互住宅が長年培ってきた不動産事業における豊富なリソースとノウハウを活用しながら着実に運用資産残高を積み上げており、今回の取引によって運用資産残高は合計5,445億円となった。今後も、第一ライフ丸紅リアルエステートグループの中核となる一社として、機関投資家をはじめとする多様な投資家の皆様に向けて優良な投資機会を提供することで、新たな価値創造に取り組んでいく。
※1 保育所や生活密着型商業施設、メディカル施設、ヘルスケア施設など。
<本投資法人の概要>
名称:第一生命総合リート投資法人(Dai-ichi Life Diversified REITInc.)
本社所在地:東京都千代田区有楽町1丁目13番1号
執行役員:鈴木雅登
設立日:2023年9月6日
運用開始日:2024年1月10日
資産規模:1,010億円(2025年12月1日時点)
投資対象:オフィスを中心とした物流・商業等の幅広い用途の不動産、及びDLPR投資口※
※主に住宅用途についてはDLPR投資口への投資により確保することを基本とする。
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