日本生命、公益財団法人日本自然保護協会との連携に関する協定を締結
日本生命と公益財団法人日本自然保護協会(以下「日本自然保護協会」)は、相互に協力して生物多様性の保全および回復を推進し、地域の自然保護と活性化を図りながら、ネイチャーポジティブの実現を目指すための協定(以下「同協定」)を締結した。
同社グループは、『誰もが、ずっと、安心して暮らせる社会』の実現に向け、「人」「地域社会」「地球環境」の3領域において、持続可能な未来の構築に取り組んでいる。とりわけ、「地球環境」領域においては、「気候変動」「生物多様性」「循環型社会」の3軸を掲げており、今後も、同協定に基づき、生物多様性保全の取り組みを進めていく。
●名称
「ネイチャーポジティブの実現に向けた連携についての協定書」
●主な連携事項
1.生物多様性の量的・質的な回復、保全に関すること
2.生物多様性の保全および回復への企業参画に関すること
3.ネイチャーポジティブ推進のための教育や研究、普及啓発に関すること
4.自然に根差した社会課題の解決(NbS:Nature-based Solutions)に関すること
●締結日
2025年11月28日(金)
●背景
近年、世界的に生物多様性の損失が深刻化しており、企業としても、「ネイチャーポジティブ」の実現が求められている。日本国内においても、気候変動や土地利用の変化により、生態系の健全性が損なわれ、地域の自然資源や暮らしに影響を及ぼしている。
こうした状況を踏まえ、企業と専門団体が連携し、科学的知見に基づいた保全・回復の取り組みを進めることが不可欠である。日本生命は、サステナビリティ経営の重点領域として「地球環境」を掲げ、気候変動や生物多様性への対応を強化している。一方、日本自然保護協会は、長年にわたり地域に根ざした自然保護活動を展開し、専門性と幅広い知見を有している。また、日本自然保護協会の執行理事には、長年、同社の公益財団法人「ニッセイ緑の財団」の評議員を務めており、同社にとって縁の深い団体でもある。
両者の協働によって、地域社会と自然環境の調和を図り、持続可能な未来、ネイチャーポジティブの実現を目指していく。
●今後の連携
本協定に基づき、地域を基盤とした生物多様性保全活動に力をいれ、ネイチャーポジティブの実現を目指すさまざまな取り組みを推進していく。
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