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太陽生命、DXを活用した業務改革で事務作業を大幅に効率化

太陽生命は、DXを活用した業務改革を推進し、事務作業の大幅な効率化に取り組んでいる。
1.背景・目的
同社は2023年4月に支社・本社の業務改革を推進するプロジェクトチームを組成し、全社的なデジタルトランスフォーメーションの取組みを強化してきた。
その一環として、事務の自動化・効率化を通じた「生産性の向上」「お客さまサービスの向上」を目的に、支社・本社事務部門に携わる従業員を対象に業務内容調査の実施と業務プロセスの可視化を通じた課題の分析および施策の検討を行ってきた。
本プロジェクトの特徴は、普段から事務業務を行っている職員が直接プロジェクトに携わり、主体的に参画していることである。現場の知識と経験を持つ従業員たちが業務の可視化から課題の分析、施策の検討、そしてシステム開発計画の策定まで一貫して関わることで、実務に即した実効性の高い改革を実現している。
2.業務改革の概要
同社の業務改革は、主に以下の取組みを支社・本社共通の施策として展開している。
・AI-OCR※1の導入
請求書や本人確認書類などの紙帳票に記載された情報を自動的に読み取り、データ化する技術を導入。従来は人手で行っていた目視確認作業を大幅に削減。
・業務工程の見直し(ECRS※2)
業務プロセスを「排除(Eliminate)」
「統合(Combine)」「再配置(Rearrange)」「簡素化(Simplify)」の観点から総合的に見直し、業務の効率化を実現。
・システム化
手作業で行われていた業務をワークフロー化・システム化することで、処理時間の短縮と品質の向上を実現。
また、これら取組みにより、以下の業務削減および効果を見込んでいる。
同社は今後もDXを活用した業務改革を推進し、生産性向上とお客さまサービスの品質向上に取り組んでいく。
(※1)AI-OCRとは、人工知能(AI)を活用して書類に書かれた文字を読み取り、データ化する技術である。手書き文字や複雑なレイアウトの帳票でも高い精度で読み取ることができる。
(※2)ECRSとは業務改善を進める四原則のことである。業務プロセスを「排除(Eliminate)」、「統合(Combine)」、「再配置(Rearrange)」、「簡素化(Simplify)」することで、効率化を実現する考え方である。

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