新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

ライフネット生命、auじぶん銀行株式会社との団体信用生命保険に関する業務提携契約を締結

ライフネット生命は、8月10日に開催の取締役会において、auじぶん銀行株式会社(以下、auじぶん銀行)との間で、団体信用生命保険に関する業務提携契約を締結することについて決議した。
1.団体信用生命保険に関する業務提携の目的及び理由
同社は、「正直にわかりやすく、安くて、便利に。」というライフネットの生命保険マニフェストに基づき、インターネットを活用して、お客さま視点の生命保険商品・サービスを提供している。経営方針の重点領域に「顧客体験の革新」及び「販売力の強化」を掲げ、生命保険の新しい価値を提供するための取組みを推進している。その一環として、同社、KDDI株式会社(以下、KDDI)及びKDDIの100%子会社である中間金融持株会社のauフィナンシャルホールディングス株式会社(以下、auフィナンシャルホールディングス)の3社間で業務提携契約を締結し、KDDIグループのブランド力や幅広い顧客基盤を活用したホワイトレーベル事業に注力している。
また、auフィナンシャルグループのauじぶん銀行は、「銀行を連れて、生きていこう。」というブランドメッセージを掲げ、生活の中心となったスマートフォンを通じてお客さまの日常生活における決済・金融サービスをより身近にする「スマートマネー構想」を推進するとともに、「お客さまに一番身近に感じてもらえる銀行」を目指して新しい体験価値を創造している。
今回の業務提携は、auじぶん銀行の住宅ローン事業において、同社がその住宅ローンに係る団体信用生命保険の引受保険会社となること(予定)を目的としている。本業務提携に基づき、KDDIグループ間の連携をより一層強化するとともに、インターネットで金融ビジネスを行う両社の強みを活かして、お客さまにとって利便性の高い商品・サービスを検討していく。
なお、auフィナンシャルホールディングスは同社株式の18.36%(2022年3月31日現在)を保有する同社の主要株主である筆頭株主かつ保険業法上の保険持株会社であり、1名が同社社外取締役を兼務しているその他の関係会社である。
2.団体信用生命保険に関する業務提携の内容
団体信用生命保険は、住宅ローンの債権者である銀行等を保険契約者及び保険金受取人とし、銀行等から住宅ローンの融資を受けている利用者を被保険者とする保険契約である。同社とauじぶん銀行は本業務提携に基づき、関係当局の認可等を前提として2023年度第2四半期を目途にauじぶん銀行が現在提供する団体信用生命保険の引受保険会社を同社に変更する予定である。
auじぶん銀行は、2015年に邦銀初の「ネット完結」住宅ローンの提供を開始し、魅力的な金利での借り入れなどにより2022年3月には住宅ローン融資実行額が累計2兆円を突破し、着実に成長している。
今後、お客さまにとって魅力的な保障を提供できるよう両社で検討を重ね、現在提供する商品と同等以上の内容・サービスの実現を目指していく。

関連記事(保険業界ニュース)

生保

ライフネット生命、保有契約件数65万件を突破

生保

ライフネット生命、子育て中の20代~40代、1,000名対象に調査「物価上昇の影響は?」~将来の不安への備えの資産形成は積立投資が預貯金を上回る結果に

生保

ライフネット生命、保険金・給付金の最短当日支払いを開始

生保

ライフネット生命、「カスタマーハラスメントへの対応方針」を公表

損保

あいおいニッセイ同和損保、GOドライブ株式会社へ資本参画し事業連携

生保

住友生命・アニコム損保・三井住友海上、ペット保険の取扱いに向けた協業を開始

生損

アニコム損保、三井住友海上、住友生命とペット保険の普及に向け協業開始

生保

ライフネット生命、コンタクトセンターとウェブサイトが「HDI格付けベンチマーク」で業界最多13回目の三つ星をダブル獲得

生保

ライフネット生命、「正直劇場」と題した新CM放映開始

生保

ライフネット生命、上場市場区分を東京証券取引所プライム市場へ変更

関連商品