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アクサ生命、住友生命、業務提携に基本合意

アクサ生命、住友生命、業務提携に基本合意
アクサ生命と住友生命は、「介護関連サービスの共同開発及び共同利用」に基本合意した。
【業務提携の目的】
日本では2000年の公的介護保険制度導入以降、高齢化の進展に伴い要介護者・要支援者の認定者数は年々増加傾向であり、今後も継続した介護需要の増加が見込まれる。一方で、介護関連サービスのニーズは多様化/
・複雑化しており、親の介護に伴う介護離職等、要介護者・要支援者本人に留まらない幅広い社会的課題の解決が求められている。
同提携を通じて、住友生命とアクサ生命が培ってきたお互いの知見やノウハウを活用し、介護分野における社会的課題の解決に積極的に取り組んでいく。さらに、お客さまがより安心して日々の生活を過ごせるように、介護関連ニーズに包括的に対応するより良いサービスプラットフォームを共同で構築していくことを目指していく。
介護関連サービスの展開に際しては、まずは一部のエリアのお客さまに先行してサービスを利用してもらい、利用状況などを踏まえて適宜サービスの向上を行うとともに、順次エリアを拡大していくことを想定している。
【業務提携の内容】
・介護関連サービスの共同開発及び共同利用
両社が各々のお客さま及びその家族に対して提案できる共同の介護サービスプラットフォーム(以下「同プラットフォーム」)の構築を進めていく。同プラットフォームは、介護関連サービス事業者・大学及び研究機関・スタートアップ企業等との提携を活用して構築する。また、公的介護保険制度内のサービスに留まらず、公的制度外の様々なサービスを組み込むことで、総合的な介護関連サービスの構築を目指す。
・介護関連サービス事業者と資本提携
社会的課題の解決につながる先進的な介護関連サービスの開発をより効果的かつ迅速に進めるために、両社が介護関連サービス事業者と資本提携することを検討する。
・共同プロジェクトチームの設置による協業体制の構築
両社の有するリソースを活用してイノベーションを加速するために、両社により構成される共同プロジェクトチームを設置し、活動の拠点として東京都内に共同オフィスを開設する。これを通じて、より効果的かつ迅速に協業できる体制を構築していくとともに、様々な知見や専門性を有する新規提携先の発掘・選定や各種情報収集を通じて、介護分野における様々な取り組みを共同で推進していく。このため、共同プロジェクトチームでは、介護とその周辺領域に関するソリューションを持つあらゆる企業等と協働することを試行していく。

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