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万里一空(ばんりいっくう)

~続・ありがとう 感謝 山本卓司著

「左下肢の感染が治まらないので、最悪の場合、身体全体に広がって命に関わる可能性があります。今できる最善の治療方法は、左下肢の切断です」という医師からの突然の宣告――。生まれつきの股関節結核、青年期からの難病(結節性動脈周囲炎)と重なる重病に見舞われながら、“愛”“情熱”“勇気”“明るさ”“感謝の気持ち”を失うことなく人生を歩み続ける著者の自叙伝『ありがとう 感謝』の続編。
【筆者より】
本書では、主に左下肢の切断から退院するまでの気持ちの移り変り、何を考え何を思ったのか、1年余りの入院生活での体験、経験をまとめています。今回の入院で、改めて人の心と心の繋がりや温かさ、優しさ・愛情・情熱・思い遣りに感動し、今まで私の人生を支えてくださったすべての人々に感謝することの大切さを教え頂けました。本書を通じて、病気や仕事などで色々な悩みを抱えて人生に失望してしまっている方々はじめ、読まれた方々が、少しでも新たな視点で人生をとらえ、人生の喜びを感じて頂く一助になれれば幸いです。

商品番号:100002

保険種別:代理店

商品種別:書籍

著者:山本卓司

B6判/80ページ

2008年5月発売

【第3章の詩“浪漫旅路(ろまんみち)”を楽曲に】
◆平成20年2月に初めて山本卓司さんとお会いし、この本に出合いました。読みながら涙が溢れてきましたが、その涙は、同情ではなく「ありがとう」という感謝の心を忘れないで、前向きに一生懸命生きておられる卓司さんの生き方に感動し、日々の生活に追われ「ありがとう」という人として当たり前の感謝の心を忘れかけている自分が情けなく思えたからです。運命は、心のありようで変えていけると信じています。「明るく前向きに歩み続けたら幸せがやってくる」「明るく前向きに歩み続けたら今より輝ける」という卓司さんの詩を読んだとき、音楽で多くの人に伝えられたらと、ピアノデュオのペアである浜秋律子さんに作曲をお願いしたところ快く引き受けていただきました。彼女は日々多くの人に音楽で心の癒しを贈り続ける活動をされています。「ありがとう」の感謝の心を忘れず一生懸命生きることが人のあるべき生き方だと思います。そんな生き方をされている卓司さんのメッセージを多くの人に音楽として届けられますように…。すべてのすばらしい出会いに感謝しています。(福森恵子)

◆山本卓司さんの本を読ませていただき、想像を超えるハンディに驚きました。そして、その中の気持ちのこもった詩に、すぐメロディーが浮かび、1日で書き上げました。暗いイメージではなく、前向きに生きておられる山本卓司さんの心境を、聞きやすいメロディーで多くの人に伝えられたらと思います。(浜秋律子、アマチュアバンド「パステル」ボーカル、POPCON(ヤマハポピュラーソングコンテスト)京都大会優勝者)

【主な内容】
はじめに 山本登茂子
第1章 左下肢との別れ
突然の宣告/不安に押しつぶされそうに/無事に手術終える/リハビリ開始/退院するも即再入院/リハビリ再開/医師、看護師さん、病院スタッフの皆さんへのメッセージ/病院での1日
第2章 病いというプレゼント
これまでで最もつらかった入院生活/見習わなくては…/挑戦の心を忘れず頑張ります/平成十九年の出来事を振り返って/悲しみを乗り越えて/度重なる試練の中で/人生は素晴らしい!/愛する方々へのメッセージ
第3章 詩「浪漫旅路(ろまんみち)」
あとがき

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