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アクサ生命、「健康経営サポートパッケージ」を拡充仕事・介護の両立支援と禁煙に関するサポートを提供

アクサ生命は、企業が継続的かつ主体的に実効性の高い健康経営に取り組む「健康経営サポートパッケージ」のサービスを拡充し、2025年8月から改正育児・介護休業法にも対応できる「仕事と介護の両立支援」の提供を開始した。なお、2025年4月から禁煙に関するサポートも提供している。今回のサービス拡充により、健康経営優良法人の認定取得に向けてより幅広く活用が可能となる。
今後、生産年齢人口の減少に伴い、更なる人材不足が加速する中、仕事と介護を両立する従業員は増加していくことが見込まれる。2030年には家族を介護する約833万人のうち、約4割(約318万人)が仕事をしながら家族などの介護に従事する者「ビジネスケアラー」になると予測されている。介護離職や介護発生に伴う物理的、精神的負担などによって引き起こされる労働生産性の低下(経済損失額)は、現状のままでは2030年には約9兆円に上る見込みである※。このような社会的背景を受けて、働きながら家族の介護に従事する従業員を企業が支援するため、2024年5月に育児・介護休業法が改正された。また、健康経営優良法人認定中小規模法人部門においても「仕事と育児または介護の両立支援の取り組み」が2026年度から認定要件として追加された。
※経済産業省:仕事と介護の両立支援に関する経営者向けガイドライン全ての企業に知ってもらいたい介護両立支援のアクション
https://www.meti.go.jp/policy/monainfoservice/healthcare/kaigo/main20240326.pdf
この度、アクサ生命が提供する「健康経営サポートパッケージ」に新サービスメニューとして、働きながら家族の介護に従事する従業員を支援する「仕事と介護の両立支援」を追加した。「仕事と介護の両立支援」はケアマネジャー等の介護関連資格を有する専門家が電話を通じて従業員の仕事と介護の両立を始めとした介護に関する相談に乗り、解決策を共に考える。
また、2020年4月に望まない受動喫煙を防止することを目的に全面施行された改正健康増進法に合わせ、健康経営優良法人認定の認定要件である「職場における喫煙対策への対応」として、アクサ生命は2025年4月より「禁煙ブログラムエントリープラン」の提供を開始している。「禁煙プログラムエントリープラン」では喫煙対策の第一人者である産業医科大学の大和浩教授による職場における喫煙対策の必要性を啓蒙する動画を提供している。なお、「禁煙プログラム」は今後さらなるサービス拡充を予定している。
2025年5月に改正労働安全衛生法が公布されたことにより、今後は従業員数が50名未満の事業場にもストレスチエックの実施が義務付けられる予定である。この動きに先駆け、「健康経営サポートパッケージ」の「産業医プログラムベーシックプラン」において2021年4月から従業員数50名未満の事業場におけるストレスチェックにも対応している。アクサ生命は、今後も社会的背景、お客さまのニーズに合わせて「健康経営サポートパッケージ」のサービスを拡充していく。

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