オリックス生命、2025年度第1四半期決算を発表

オリックス生命は、2025年度第1四半期決算（2025年4月1日～2025年6月30日）を発表した。
1.契約の状況
◆新契約（個人保険）の状況（単位：億円）
新契約年換算保険料　83　前年同期比：142.3%
◆保有契約（個人保険）の状況（単位：億円）
保有契約年換算保険料　3,531　前年同期比：100.6%
同社は、生命保険会社としてより一層お客さまのお役に立てるよう、第一分野の販売を強化することを重要施策として掲げている。第1四半期においては、一時払終身保険　「Moonshot」や、6月に発売した収入保障保険「KeepUp」などの第一分野の販売が好調に推移したことから、新契約年換算保険料は前年同期比142.3%、新契約高は前年同期比163.4%となった。保有契約についても、終身保険の保有が増加したことなどにより、保有契約年換算保険料は前年度末比100.6%となった。
3．収支・資産および健全性等の状況
◆収支・利益・資産（単位：億円）
保険料等収入　1,822　前年同期比：161.5%
基礎利益　98　前年同期比：140.3%
当期純利益　85　前年同期比：5,531.4%
総資産　31,848　前年同期比：103.1%
基礎利益は、運用利回りの上昇による利差益の増加などにより、前年同期比140.3%の98億円となった。当期純利益は、為替の影響によって責任準備金繰入額が減少したことなどから、前年同期比5,531.4％の85億円となった。
総資産は、保険料等収入の増加などにより、前年度末比103.1％の3兆1,848億円となった。
◆健全性の指標
ソルベンシー・マージン比率　907.1%
・ソルベンシー・マージン比率は、前年度末から32.4ポイント減の907.1%となったが、引き続き高水準を維持している。
・保険金支払能力格付け（格付投資情報センター（R＆I））：AA