大同生命、大阪市とのESCO事業に対するみずほ東芝リース株式会社向け融資を実施
大同生命はみずほ東芝リース株式会社を借入人とする、ESCO事業(※)に対する融資を実施した。
本件は、みずほ東芝リースが参画する大阪府大阪市の小中学校389校の照明器具のLED化並びに自動水栓化にかかるESCO事業における器具設置などの設備資金への融資となる。
※ESCO(Energy Service Company)事業
お客さまにビル・工場・事務所などの省エネルギーに関して包括的なサービス(資金調達、設備建設、設備所有、運転、保守)を提供し、その省エネルギー効果をESCO事業者が保証する取引である。本事業では、水道光熱費などのコスト削減に加え、電気のエネルギー削減率14.29%を見込んでおり、地域社会への貢献に資する取組みとなっている。
<本件の概要>
借入人 みずほ東芝リース株式会社
期間 15年
資金使途 ESCO事業にかかる設備資金
みずほ東芝リースは、SDGsへの取り組みを踏まえ、事業テーマとして「脱炭素社会実現への貢献」を掲げている。今後も、このような長期の資金調達を活用しながら、地域社会の脱炭素化をサポートし、未来につながる持続可能な社会の実現を目指していく。
同社は、「T&D保険グループESG投資方針」に基づき、「責任投資原則(PRI)」の考え方や国連が提唱した持続可能な開発目標である「SDGs」などを踏まえ、環境・社会・企業統治の課題を考慮する「ESG投資」に積極的に取り組んでいる。本ローンは、これらの取組みの一環として行うものである。引き続き、同社は、責任ある機関投資家としての責務を果たし、持続可能な社会の形成に貢献できるよう努めていく。