オリックス生命、2024年度決算を発表
オリックス生命は、2024年度決算(2024年4月1日~2025年3月31日)を発表した。
◇主要業績指標
〇契約高
・個人保険:保有契約高 13兆9,646億円/新契約高 9,647億円
同社は、第一分野の販売を強化することを重要施策として掲げている。その方針に基づき、2024年度は、11月に発売した一時払終身保険「Moonshot」や、円建終身保険「RISE」などの第一分野の販売が堅調に推移したことから、新契約年換算保険料は前年度比127.1%、新契約高は前年度比107.7%となった。保有契約についても、終身保険の保有が増加したことなどにより、保有契約年換算保険料は前年度末比102.6%となった。
・保険料等収入 6,491億円
・保険金等支払金 3,876億円
・当期純利益 126億円
・基礎利益 300億円
・総資産 3兆0,904億円
基礎利益は、運用利回りの上昇による利差益の増加などにより、前年度比146.6%の300億円となった。当期純利益は為替の影響を受け、責任準備金繰入額が減少したことなどにより、126億円の純利益に転じた。
総資産は、保険料等収入の増加などにより、前年度末比105.1%の3兆904億円となった。
・ソルベンシー・マージン比率 939.5%
・ソルベンシー・マージン比率は、前年度末から47.8ポイント減の939.5%となったが、引き続き高水準を維持している。
・保険金支払能力格付け(格付投資情報センター(R&I)):AA