朝日生命、屋根置き低圧分散型太陽光発電プロジェクトファイナンスに投資
朝日生命は、株式会社シェアリングエネルギー(以下「シェアリングエネルギー」)が運営する屋根置き低圧分散型太陽光発電システムへのプロジェクトファイナンスへ投資を実施した。
近年、電気料金の高騰やエネルギーの自給自足のニーズの高まりから住宅設置型の太陽光発電システムへの需要は増加する一方、発電システム導入時の初期コストが課題となっていた。
シェアリングエネルギーが提供する「シェアでんき」は、お客さまの負担なく、初期費用無料で太陽光発電設備を屋根に設置することができることに加え、発電された電気は、電力会社から購入するよりもお得な料金で利用できるというサービスとなっている。
本プロジェクトファイナンスは、この「シェアでんき」サービスのお客様の利用料金および余剰電力の売電収入を裏付けとしており、日本国内における4,000か所超の個人住宅を中心とした屋根置き低圧分散型太陽光発電システムを投資対象としたものとなっている。
<プロジェクトの概要>
スポンサー 株式会社シェアリングエネルギー
投資対象 日本国内の屋根置き低圧太陽光発電所(約4,200か所)
融資実行 日2025年3月31日
融資期間 15年
格付 BBB(R&I)
同社は社会課題の解決に向けたポジティブなインパクトの創出、ネガティブなインパクトの抑制を目指すと共に、投融資リスクの削減と収益機会の獲得に取組んでおり、グリーンボンドや太陽光発電事業を中心とした再生可能エネルギー分野への投融資を行ってきた。
2024年4月から開始した3ヵ年の中期経営計画「ネクストA」においても、社会課題の解決に向けた重点項目(マテリアリティ)として責任投資の推進を掲げており、今後も責任ある機関投資家として脱炭素社会の実現に向けたESG投融資を一層推進していく。