第一生命、株式会社メンタルヘルステクノロジーズとの業務提携契約を締結
第一生命と、株式会社メンタルヘルステクノロジーズ(以下「メンタルヘルステクノロジーズ」)は、企業における従業員のメンタルヘルスケアの充実による健康経営の推進および従業員のQOL向上への寄与に向けた協働取組みを更に加速させるべく、業務提携契約を締結した。
1.背景および目的
労働力人口の減少やメンタルヘルス不調による休職者増加という環境下において、企業規模や業種を問わず、健康経営の認知が広がるとともに、メンタルヘルス対策の重要性がますます高まっている。特に、健康経営優良法人への申請企業数は年々過去最高を更新しており、企業における健康経営への関心の高まりがうかがえる。
こうした背景のもと、2022年の第一生命によるメンタルヘルステクノロジーズ社への出資以降、両者はサービスの相互送客やヘルスケアサービスの拡充等に協働で取り組んできた。2024年4月には、第一生命グループの提供するヘルスケアアプリ「QOLism」と、メンタルヘルステクノロジーズグループが提供する「産業医クラウド」を組み合わせた、「QOLismメンタルケアプラン」の提供等を開始している。
また、第一生命の法人営業チャネルを通じた案内や共同セミナーの開催を通じて、これまで1500社を超える企業さまに対し、従業員のメンタルヘルス対策の重要性の啓発や、企業の生産性および従業員の心身の健康への貢献に取り組んできた。
本業務提携契約の締結により、今後も両社の強固な協力関係に基づき、協働取組みを推進していく。
2.主な協働内容
(1)第一生命の法人営業チャネルとメンタルヘルステクノロジーズ社による協働マーケティングの実施
-第一生命の法人営業担当者による、「産業医クラウド」のサービス紹介
-共同セミナーの開催等を通じた企業への情報提供・啓発活動等
(2)「産業医クラウド」と「QOLism」を組み合わせた「QOLismメンタルケアプラン」の提供
(3)企業・団体の健康経営の推進および従業員の健康増進に資する、新たな保険商品・サービスの共同検討と開発